パイロットグループ腐敗・贈収賄防止方針
パイロットグループ（以下、当社グループといいます。）は、贈収賄等をはじめとするあらゆる形態の腐敗行為の防止に努め、高い倫理観のもと誠実に行動し、社会から信頼を得ることを目的として本方針を定めます。この目的を達成するため、当社グループは、事業活動を行う国や地域において適用される贈収賄等に関する法令および本方針を遵守するとともに、具体的な施策と行動基準を以下のとおり定めます。
- 腐敗行為・贈収賄の禁止
- 贈収賄行為の禁止
当社グループの役員と従業員は、何人に対しても直接的・間接的かを問わず、賄賂の申し出、約束、供与をせず、また賄賂の受領をしません。 - 公務員等への接待・贈答等の禁止
当社グループの役員と従業員は、公務員およびそれに準ずる者に対し、取引や不当な利益を得るために金銭、贈答、接待、その他の利益（ファシリテーション・ペイメントを含む）を不正に供与・約束することを禁止します。 - 取引先との健全な関係の構築
当社グループは、法令を遵守する取引先のみと取引を行い、これらの者との契約にあたっては贈収賄等の腐敗行為を禁止する旨の条項を導入するよう努めます。 - 公正かつ自由な競争の維持
当社グループは、独占禁止法等の関連法令を遵守し、優越的地位を濫用して取引先に不利益を与えず、公正な取引、公正な競争を阻害する行為は行いません。 - 反社会的勢力との関係遮断
当社グループは、不適切な利益の供与や受領を禁止するとともに、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力およびその他の団体とは一切の関係を持たず利用しません。また、反社会的勢力に対し、あらゆる暴力的な要求行為や不当な要求行為を拒否し、それらへの資金提供を行わず、マネー・ロンダリング（資金洗浄）等に関与しません。
- 贈収賄行為の禁止
- 取引先等の管理
当社グループの役員と従業員は、贈収賄等の腐敗行為を許容しない姿勢であることを、取引先等に対して取引開始前に伝達します。
当社グループは、取引先等との間で取引関係が成立する前に、取引先等の審査を行います。また、買収、合併、合弁等の際には、相手先に関して、贈収賄等の腐敗リスクに関する事前評価を行います。 - 会計記録
当社グループは、すべての取引に関して、合理的な詳細さをもって正確な帳簿を作成し、当社グループ各社の規程等に従い、記録を保管します。 - 遵守体制
当社グループは、役員と従業員に対して本方針の周知徹底を行い、贈収賄に関する法令の遵守および腐敗防止に必要な推進体制を構築するとともに、本方針を当社グループのすべての役員と従業員に適用します。関連法令および本方針に違反した場合には、当社グループ各社の社内規程等に従い厳正に処分します。また、当社グループの役員と従業員が、関連法令や本方針に違反する疑いがある場合には、当社グループ各社において定めるコンプライアンス担当部門に速やかに相談、報告がなされる体制を構築します。
なお、当社グループは、本方針の違反に関して、匿名性が担保された内部通報制度を設置し、違反について通報した者に対する報復を禁止します。 - 監査・リスク評価
当社グループは、贈収賄等の腐敗リスクを定期的に評価し、それらのリスクに適切に対応します。また、本方針とその遵守状況を定期的に見直し、必要に応じて改定・改善を行います。