慶應義塾の創立者福澤諭吉は三度海外に渡りました。彼はその見聞を『西洋事情』等として著し、西洋の知識を日本に広める先導的な役割を果たしました。薬学部・薬学研究科に属する大半の学生は、芝共立キャンパスで学びます。福澤が三度の洋行を終え、自らの学塾を慶應義塾と命名したときの校地芝新銭座までは徒歩で10分とかからない立地です。薬学部・薬学研究科では、国際的な視野を持って日本の薬学を先導できる人材を養成するため、海外での研修や実習を行うプログラムを設けています。特に海外との協定校とのネットワークを強みとして、相互に学生を派遣して、国際化教育を実現しています。
慶應義塾大学は多彩な学部・研究科を擁する総合・研究大学です。医学部・看護医療学部・薬学部の医療系三学部が揃う義塾ならではの特色を背景とした、海外実習プログラムも用意されています。
以下に代表的なプログラムを紹介します。
事前講義・海外の協定校関連病院での臨床実習を通じて、国際的視野を持った薬剤師に必要な知識、技能、態度を養います。
医療系3学部合同による事前講義・ラオスでのフィールドワークを通じて、持続可能な国際援助の方策や公衆衛生にアプローチします。
事前講義・米国等の関係諸機関での実地研修を通じて、国際的な医薬品開発とレギュラトリーサイエンスを学びます。
タイにおける医療や薬学教育についての学習、現地訪問を通じて、国際性豊かな薬剤師・研究者となるための基礎を育成します。
過去に実施したプログラムを紹介します。
海外協定校からの留学生の体験記を紹介します。