日本各地ではさまざまな種類のお米が作られており、300以上の品種があるといわれています。
生産量が日本一のお米は、コシヒカリです。
コンビニエンスストアのおにぎりや飲食店でも多く使われ、食べる機会が多い品種となります。
それ以外にも、スーパーで手に入るものといえば、あきたこまちやササニシキ、ゆめぴりかなどが有名。
実は、これらのお米は元々「旭」と「亀の尾」の品種から派生し、それを掛け合わせて改良したものです。
・コシヒカリ:甘みと粘りが強く、冷めてもおいしい
・ゆめぴりか:食べ応え満点で夕食や洋食向き
・晴天の霹靂:あっさりおいしく、朝食や和食向き
お米によって味・香り・ツヤ・うまみなどそれぞれ特徴があり、食べ比べて味の違いを楽しめます。
お米はさまざまな品種があり、味も食感もそれぞれ違います。
しかし、正しい炊き方をしなければお米本来の力が出せません。
お米のとぎ方や水分量によって味が大きく変わるため、正確な知識を身につけておいしく炊きましょう。
まずは、正しいお米の測り方。
お米は180mlの150gが1合となります。
① 測るときは表面を平らにしてすりきりにする
② 測ったお米をボウルに入れる
③ たっぷりの水を入れ、手早く2~3回かき混ぜて水を捨てる
④ 再び水をいれて手で混ぜるように洗い、水を捨てる
これを3回ほど繰り返してください。
新米の場合は2~3回で、古米の場合は3~4回と増やします。
水が透明になるまでやらなくても大丈夫です。
お米を炊く時の水分量の目安として、お米1合で水200~210mlです。
・新米:お米の1~1.1倍
・古米:お米の1.2~1.3倍
が最適とされています。
「お米ソムリエ」とは、日本安全食料料理協会が主催する民間のお米資格です。
お米ソムリエに合格すると、お米に関する幅広い知識を有していることが証明されます。
資格試験では、さまざまな種類のお米についての知識や、お米を使った加工品、お米の炊き方などが出題されます。
お米も白米だけでなく、うるち米・もち米・玄米・黒米・赤米など種類はさまざまです。
これらの栄養や美容効果、カロリーなども学んでいきます。
お米は食べるだけではありません。
化粧品や美容品、オイルなどにも加工されるため、それらの選び方も学習します。
お米に関係する仕事をされている方や、健康や美容に関心のある方にも人気の資格です。
資格試験内容 | ・米とダイエットと血糖値 ・発芽米と酵素米 ・米とファイトケミカル ・米酢の効果 ・米の保存方法 ・米の洗い方 ・米の炊き方 |
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受験資格 | 特になし | ||
受験料 | 1万円(税込) | ||
受験申請 | インターネットからの申込み | ||
受験方法 | 在宅受験 | ||
合格基準 | 70%以上の評価 | ||
参考:日本安全食料料理協会「お米ソムリエ資格認定試験 |
お米ソムリエの資格認定試験は、在宅で行います。
過去問題集は市販されていないため、通信講座を受講するのが望ましいでしょう。
「白米ソムリエ」とは、日本インストラクター技術協会が主催する民間のお米資格です。
お米に関する幅広い知識があり、生活の中に取り入れるレシピや方法、技術などを十分に理解している方が白米ソムリエと認定されます。
正しいお米の炊き方・洗い方・水加減なども学習し、お米を使ったチャーハンやガパオライスなどさまざまなレシピについての理解も必要です。
資格試験内容 | ・お米とは ・お米の種類 ・おいしいお米の条件 ・米の種類 ・稲 ・うるち ・米の加工品 ・お米の利用法 ・お米の利点 ・お米のカロリー ・お米の健康効果 ・お米を使った健康食品 ・お米の美容効果 ・米を使った美容食品 ・米を使った美容製品(化粧品等) ・米とダイエットの関係 ・米のダイエット方法 ・米とダイエットと血糖値など |
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受験資格 | 特になし | ||
受験料 | 1万円(税込) | ||
受験申請 | インターネットからの申込み | ||
受験方法 | 在宅受験 | ||
合格基準 | 70%以上の評価 | ||
参考:日本インストラクター技術協会「白米ソムリエ資格検定試験 |
白米ソムリエの資格試験は、在宅で行います。
過去問題集は市販されていないため、通信講座を受講するのが望ましいでしょう。
「お米マイスター」とは、一般財団法人日本米穀商連合会(日米連)が主催する民間のお米資格です。
「お米の博士号」といわれ、専門性が高くお米資格の中でもトップに該当します。
受験資格は、お米に関する職業に従事している方のみです。
申込書提出後に届くテキストで学習を進めていきます。
その後、講習会を受講し試験を受ける流れです。
お米マイスターにはランクがあります
・三ツ星お米マイスター:知識試験に合格した者に与えられる資格
・五ツ星お米マイスター:技能試験に合格した者に与えられる資格(三ツ星お米マイスター合格者のみ受験可能)
資格試験内容 | 三ツ星お米マイスター認定試験(知識試験のため筆記試験) | ・米の品種特性・来歴 ・精米技術 ・米の保存と保管技術 ・炊飯特性と炊き上がりチェック、ブレンド特性 ・接客マナーと対話法 ・米の栄養学・ごはん食の効用 ・関係法令 |
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五ツ星お米マイスター認定試験(技能試験のため試験官との個別面談試験) | ・精米技術(お米を精米する技能・精米機械の知識) ・玄米鑑定(玄米としての米を見極める能力) ・米穀商品説明(三ツ星で学んだこと等を消費者に説明する能力) ・炊飯技術(ご飯を炊く能力) ・食味官能評価(ご飯としての米を見極める能力) ・米穀ブレンド技術(ブレンドする能力) ・炊飯指導技術(飲食店主等に炊飯を指導する能力) |
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受験資格 | 下記の1~3の条件を満たしている者。 1.米穀の届出事業者のうち小売業を営む者およびその家族、従業員。 2.米穀小売業に5年以上従事されている方。 3.本会団体会員(米穀小売組合等)に加入されている方または本会一般会員の方 ※その他、日米連理事長が、とくに必要と認めた方。 |
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受験・受講料 | 1万2,000円(税別)三ツ星お米マイスター認定講座 | ||
申請方法 | 郵送かFAX | ||
受験方法 | 試験会場 | ||
参考:一般財団法人日本米穀商連合会「お米マイスター認定制度 |
「ごはんソムリエ」とは、公益社団法人日本炊飯協会が主催する民間のお米資格です。
ごはんソムリエ認定試験は、申し込みをした後に届くテキストで学習を進めていきます。
テキストでは、
・お米に関する知識
・ごはんと炊飯に関する知識
・ごはんの食味評価に関する知識
・正しい食味試験法
について学んでいきます。
その後、東京で2日間の講習と食味実習が行われ、筆記試験と食味試験が実施されます。
食育や学校給食関係の仕事をされている方・農家・米店・企業でお米に関する仕事をされている方・ごはんについての知識を深めたいと思っている方などにおすすめの資格です。
資格試験内容 | ・ご飯の主原料の米に関するさまざまな知識 ・炊飯の科学や技術 ・ご飯の栄養 ・衛生管理に関する知識を持ち美味しいご飯を評価するための正しい官能検査の方法 |
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受験資格 | ・2日間の講義・食味実習に参加し筆記および食味試験の受験が可能 ・日本語の理解が可能 |
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受講料 | 5万2,370円(税込) 学生半額 | ||
申請方法 | e-mailまたは郵送 | ||
受験方法 | 試験会場 | ||
参考:公益社団法人日本炊飯協会「ごはんソムリエ認定試験 |
「お米マイスター」は専門性が高いため、学校に出張しお米に関する特別授業を行うこともあります。
また、農業大学や専門学校では専門的な能力を活かして品種改良や実習が行われることも。
学校給食の分野でも知識を活かせます。
お米資格があれば、一般企業でも知識を活かせる場面が多くあります。
食品メーカーや商社、バイヤーなどお米の話しをするときにも資格があることで取引先からも信頼を得やすくなるでしょう。
管理栄養士や料理人など、お米の知識があれば特徴を活かした調理ができるかもしれません。
お米資格を取得し、料理教室を開いたり、カルチャースクールの講師をしたりと独立することもできます。
お米の知識があることで健康や美容について信頼できる情報を発信できるでしょう。
お米資格の取得を考えているなら、通信講座がおすすめです。
「SARAスクールジャパン」「諒設計アーキテクトラーニング」なら、「お米ソムリエ」「白米ソムリエ」の2つの資格を同時に取得できるコースが設定されています。
完全オリジナルの教材を使用し、初めての方でもしっかりした学習が可能です。
テキストで基礎的な知識を学び、練習問題や添削課題を解いていきます。
・基本コース/基本講座:受講料5万9,800円(税込)
テキストや練習問題集、模擬試験など試験に対応した教材で学習し、受講後に試験をそれぞれ受験し、合格することで資格取得。
・プラチナコース/スペシャル講座:受講料7万9,800円(税込)
テキストや練習問題集、模擬試験など試験に対応した教材で学習し、卒業すると2つの資格が取得できます。
主催団体より認定されているため、試験免除です。
1日30分程度の学習で、約6カ月で資格の取得が目指せます。
仕事や家事などの合間の時間を利用して、無理なく自分のペースで学習。
また、短期間で取得したい方は最短2カ月で資格を取得することも可能です。