「見える化」とは、ビジネス等における課題や問題を常に見えるようにしておくことです。
とかく人は課題や問題を隠してしまいがちです。しかし、「見える化」しておくことで、問題が発生してもすぐに対応できる環境を実現するとともに、課題から問題に発展しにくい環境を実現するための取り組みです。

具体的には、情報がタイムリーかつ正確に伝わるような仕組みや、プロセス等を定量化出来るシステム創りといっても良いかもしれません。
「見える化」の推進により、業務上の「ムダ」、「ムラ」、「ムリ」が明確になり、お客様のビジネスの最適化につながります。

パスカルは「見える化」につながるサービス提供のために、新製品・サービスの企画・開発や、お客様システムの分析等に取り組んでいます。
そこで、まずは自社内のシステムにおいて、「見える化」を構築しました。システム開発プロジェクトの途中段階でも、何が原因で遅延が発生しているのか、またどのくらい遅延しているのか等、第三者が容易に確認できる「見える化」された仕組みです。
これにより、その問題に対する原因の特定とその解決策の実施につながり、業務の最適化を実現しています。

また、パスカルブランド製品である、安否確認・緊急連絡網システム「オクレンジャー」のご利用において、紙資源の削減量をモニタリングできる仕組み、「エコとコスト」機能を開発・リリースしています。
ビジネスユースのみならず、皆様の日常においても、「見える化」を推進できるよう、付加価値の創造に取り組んでまいります。

これからも、「見える化」を研究していきます。
ビジネスユースでは、業種を問わず、職場で発生した様々な問題等について、解決されるまで追跡し、その対応経過や進捗等も明らかにできるようなシステムを検討、構築していきます。問題の現状に対しては、次のアクションを具体的に選択させ、確実な実施につなげられる仕組みとします。

また、一般個人向けとしては、これまで培った情報伝達やコミュニケーションのノウハウをベースに、人と人とのつながりを対象としたシステム等についても、研究していきたいと考えます。

パスカルでは、社員からの意見提起等も新たな「見える化」のきっかけになることがあります。多種多様なアイデアの中には、「見える化」のヒントが隠されていることが少なくありません。 目的意識を持って日常を送ることで、「見える化」の種を見つけて育てていきたいと考えています。