SONY「α1Ⅱ」はどう評価される?
ついにSONYの「α1Ⅱ」が発表されました。
キヤノンの「EOS R1」の発売前にわざわざ突っ込んでくるあたり、ゴリゴリにキヤノンを意識した販促になっています。
しかも、来月に即発売…ということで、このあたりの「物量」や「スピード感」という点に関してはSONYの圧勝ですね。逆にキヤノンが遅すぎる…ということ?
さて、正式発表前から、
「α1のⅡ型は、マイナーチェンジ級のアップデートしか行われない」
という噂が立ち上がっていたのですが、この点に関しては評価が大きく分かれているようですね。
センサーやプロセッサの組み合わせが全く変わっていない…ということで、私は「マイナーチェンジ」と捉えています。しかし、AF性能や連射機能に関しては大幅に手が加えられていることから大絶賛している方もいらっしゃいますね。
恐らくは、「EOS R1」と「α1Ⅱ」の両機が登場したあとに、様々な「対決比較」が行われることでしょう。
「EOS R1」の最大のウリは、ミラーレス初のクロスセンサー搭載によるAF性能につきます。パリオリンピックで貸し出された期待による色々報告で、「これは凄そう!」という評価が高まっているわけで、もしここでEOS R1が敗北…となると、いよいよキヤノンは厳しくなるでしょう。
でもまあ…。
「EOS R5 MarkⅡ」のレビューでも十分新AFの素晴らしさが伝えられていますので、AFに関してはEOS R1がぶっちぎりそうな予感です。
むしろ、「α1Ⅱ」のAFにおけるライバルは「EOS R5 MarkⅡ」なのでは?…という流れになっていくのでは?…という予測さえしているのですが、どうでしょう。
「FE 28-70mm F2 GM」の軽さは「RF28-70mm F2 L USM」のⅡ型で対抗を!
そして、個人的には今回の大本命は「FE 28-70mm F2 GM」なのでは?…と思っています。
これまで「28-70 F2」というジャンルはキヤノンの独壇場でした。
しかし、その「RF28-70mm F2 L USM」はどでかく重い、非常にニッチなレンズだったわけです。重量は「約1430g」!
これが今回の「FE 28-70mm F2 GM」は「918g」!
あまりに違いすぎて笑っちゃうくらいの重量、そしてサイズ感で出してきました。
もちろん最重要なのは「写り」ですので、早くどなたかに両者を比較してもらいたいものですね。
これで本当に「FE 28-70mm F2 GM」が「RF28-70mm F2 L USM」を凌駕するのだったら、キヤノンは相当に慌てることでしょう。
まあ、「RF28-70mm F2 L USM」はRFレンズの最古参ですので、SONYには有利な状態なのかもしれません。
折しも、「RF28-70mm F2 L USM」の「Ⅱ型」の噂が色々と出てきている状態。
恐らくキヤノンも、Ⅱ型は相当に小型・軽量化してくるでしょう。
R1も登場することですので、そろそろRFレンズも第二世代の商品をどんどん出していかなくてはならないのでは?
明らかにテーマは「小型・軽量化」です!