ハイブリッドセミナーをシンクレストと共催 『中分子医薬の最前線 ~フッ素化、フロー合成、計算科学の最新研究と最新技術~』 | 展示会/セミナー情報 | 大塚化学株式会社

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ハイブリッドセミナーをシンクレストと共催
『中分子医薬の最前線 ~フッ素化、フロー合成、計算科学の最新研究と最新技術~』

セミナー

この度、4月26日(金)に大塚化学とシンクレストが共催で『中分子医薬の最前線 ~フッ素化、フロー合成、計算科学の最新研究と最新技術~』をテーマにした無料ハイブリッドセミナーを開催いたしますので、ご案内させていただきます。

当日は、琉球大学 有光先生、名古屋大学 東先生、シンクレスト株式会社 徐、村山による講演を行い、質疑応答の時間を設定しております。
皆様からの多数のご参加を心よりお待ちしております。

特に医薬創製に向けた有機化学合成研究とその実装技術に関心をお持ちの方々にとって必見の内容となっております。
リアル参加の方は、本セミナー後に、懇親会とラボツアーを予定しております。
お時間に余裕があるようでしたら、ぜひこちらも続けてご参加ください。
また、ウェブセミナー(ウェビナー)につきましては Zoom にて開催しますので、 パソコン、タブレット、スマートフォンなど多様な環境からご参加いただけます。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

ご注意

  • 同業他社の方からのお申込みは、お断りさせていただく場合がございます。
  • 申込締切:4/24(水) 12:00
    尚、定員に達した時点で締め切らせていただきますので、お早目にお申込みください。
  • リアル参加希望の方は、人数制限があるのでお申し込み後でもWebで参加して頂く可能性がありますので、予めご了承ください。
  • リアル参加希望の方は、お申込み後、参加が難しくなった場合は前日までに Occ.webinar@otsuka.jp にご連絡ください。
  • 講演内容は変わる可能性があります。

開催概要

日時

2024年4月26日(金)セミナー:14時00分~15時50分 終了予定
懇親会&ラボツアー:16時~17時 終了予定

テーマ

『中分子医薬の最前線 ~フッ素化、フロー合成、計算科学の最新研究と最新技術~』

参加費

無料

開催形式

リアル (湘南アイパーク)、WEB(Zoom)

お申込URL

https://info.otsukac.co.jp/public/seminar/view/661(申込は終了しました)

ウェビナーに関してのお問い合わせはOcc.webinar@otsuka.jpへお願いいたします。

プログラム

1. 琉球大学 理学部 海洋自然科学科 化学系 有光暁 先生
- 『有機触媒を使った選択的フッ素化反応の開発と合成応用』(30分)

講演テーマ

創薬研究において有機フッ素分子は他のハロゲン化合物とは一線を画し重要な役割を果たしている。 我々の研究室では、官能基変換が容易なカルボニル化合物を原料として用い、有機アミン触媒による不斉フッ素化反応を開発している。また得られたフッ素化合物を高付加価値フッ素化ビルディングブロックとして創薬応用を目指している。本講演では、開発したフッ素化反応と合成応用を紹介する。

2. シンクレスト株式会社  専任課長 村山広大
- 『化学プロセスの透明性を高めるインラインセンシング技術とその応用』(15分)

講演テーマ

医薬品製造では、2015年に初めての連続生産方式がFDA認可されたことを端緒として、従来のバッチ方式から連続生産方式へのパラダイムシフトが起きつつある。連続生産方式では、製造工程で継続的に品質を評価し、品質を工程内に作り込むことが求められる。当社では、工程への影響を極力与えず、品質をリアルタイムで計測するインラインセンシング技術を開発している。ウェビナーでは、インラインセンシング技術の概要と事例を元にした役割について紹介する。

3. 名古屋大学 大学院情報学研究科 複雑系科学専攻  東雅大 先生
- 『理論計算による有機反応の機構解明』(30分)

講演テーマ

近年の有機反応はますます複雑化しており、実験研究だけでは機構の解明が困難なことも多い。一方、計算機の著しい進歩に伴い、理論計算も有機反応の解析に広く使われるようになってきた。しかし、それでもなお複雑な反応の理論解析は非常に困難である。このような状況下で、我々は量子化学計算や分子性液体の積分方程式理論などを駆使して、複雑な有機反応の機構解明に取り組んできた。本講演では、これまでの研究成果を紹介する。

4. シンクレスト株式会社 代表取締役 徐鵬宇
- 『創薬支援という視点から見た計算科学、フロー合成と有機合成の融合』(15分)

講演テーマ

近年フロー合成化学は目まぐるしい進化を遂げ、連続的な反応プロセスの活用により、反応のスケールアップと時間の短縮を簡便に実現できるだけでなく、製造コストの削減、安全性の向上、更にはこれまで実施が困難だった反応の進行にも貢献しています。一方、最近では計算化学・データサイエンスも著しく発展し、合成ルートの最適化や副反応の低減もある程度予測できるようになってきた。今回は、フロー合成と計算化学の組み合わせがもたらす、創薬効率の向上及び開発プロセスの加速について、ご紹介する。