(Team Foundation Server TFS 2013 setup )
夏の激務で、何もして遊べない中、TFS2015がリリースされました。
Team Foundation Server 2015 RC 2 | リリース ノート
30以上の機能追加強化されており非常に魅力的です。
Git関連
SharePoint 拡張機能
Project Server 機能拡張
迅速なコード編集
REST API
などなど
いざ、検証用のTFS2013をアップデートしよと思い、VMを探すがない。
どーこにもない。
(ノ∀`)アチャー
多分、なんかで消しちゃったな
アップデート検証用にTFS2013をまるっと新規で建てたので手順メモです。
基本的には、ウィザードに従っていけば完了します。
構成
役割 | 名前 | OSとか |
ドメインサーバー | ** | |
---|---|---|
DBサーバー | NinoDb | WindowsServer2012R2Standard SQLServer2014 |
Webサーバー | NinoTfs | WindowsServer2012R2Standard |
の3台で構築
単一のサーバーで構築する場合には、ドメコンは不要ですが今回はDBとWebを分けるので必要になります
後々、SharePointとかとも連携したい場合などにはドメイン環境必須
SQLサーバーのインストール
細かいチューニングなどは省いてTFSを動かかすのに必要なコンポーネントのみ入れていきます
SQLServer2014を使用します。インストールの前提として、.net3.5が必要になるので予めインストール必要です
1-必要コンポーネントの選択
・データベースエンジンサービス
・検索のためのフルテキスト...
・AnalysisService
・ReportingService
・管理ツール完全
2-機能ルールのチェック
.net3.5が入ってない場合にはここでエラー
3-インスタンス名の設定
既定のインスタンスでも可能ですが後々他のDBを相乗りさせることを考えて、TFS名前を付けます
4-データベースエンジンの構成
使用するユーザーを管理者として追加します。検証用のTFSをセットアップすることが目的なので細かいロールの設定は省略
ここで追加するユーザーはTFSの実行ユーザーと合わせておくと後々権限周りで詰むことがないので重要
5-Analysis Serviceの構成
ここでもユーザーは同じものを設定します。
6-Reporting Serviceの構成
既定の"インストールと構成"のままで
あとは、念の為に構成のルール等を確認してインストール開始
インストール後に以下の設定が必要です
外部からのTCPアクセス許可
接続ポートを1433に固定
TFSサーバーのインストール
いざ、TFSのインストールです。これもウィザードに素直に従って
1-まずはセットアップファイルのインストール
2-TFSの構築
DBやReportingServiceを別サーバーにしてたりするので、詳細を選択します
基本や単一では、同じサーバーが同居が前提になっています
3-データベース
事前にセットアップしたSQLサーバーの情報を入力します
ここで念の為に接続テストをっ!
DBに接続できない場合には、たいてい、TCP接続が無効になっている、1433が待ち受けポートになっていない、ファイアウォールに阻まれているなぞ
4-アカウント
SQLサーバーのセットアップで使用したユーザーを入力
5-アプリケーション層、ファイルキャッシュフォルダー
特にこだわりがなければそのままで
6-レポート
チェックをいれる
7-Reporting Services
事前にインストールしたSQLサーバーの情報を入力し、URL設定をクリックっ!
8-Analysis Services
事前にインストールしたSQLサーバーの情報を入力し、テストをクリックっ!
テストの結果以下のエラーが出た場合には、追加でコンポーネントが必要になります。
(TF400069: アプリケーション層に~~~)
SQLサーバーのインストールメディアに含まれているクライアント接続ツールをインストールします
※SQLサーバーセットアップ機能の選択抜粋
9-レポートリーダーアカウント
既定のままで
10-SharePoint製品
おおおお
ここで、統合できる!? と思い、チェックを入れると、WindowsServer2012R2はサポートしていませんっと
(;゚Д゚)マジカ
いいさ。あとで、SharePointも構築してやるさ
11-プロジェクトコレクション
これもこだわりなければそのままで
12-確認、事前チェック、完了
あとは、ポチポチして待つだけ
(∩´∀`)∩ワーイ
張り切ってスクショ撮りまくったけど結局ほぼ既定値のままで素直に従っていけばOKってことでした
今更、TFSのオンプレでインストールするのか? VSO(VisualStudioOnline)じゃだめなのか?とか
突っ込みどころが多々お有りでしょうが、構築とか楽しくてつい・・・
SharePointとの統合とかやりたくてつい・・・
さて適当にソース突っ込んで、TFS2015へバージョンアップをやろう