従来の木枠・プラスチックパレットに代わり、
軽量・低価格を目的に木枠梱包技能、金属加工技能、素材知識を組み合わせた
「ハイブリッド梱包(スチール梱包)」事業を2000年(平成12年)よりおこなっています。
高品質、省資源、軽量といったメリットを生かして事業展開を進めています。
現在、重量物の海外向け輸送包装として木箱(木枠)梱包が多く用いられています。しかしながら近年の環境保全への意識の高まりや、輸出入の際に、木材の燻蒸処理を必要とする国の増加など、木箱(木枠)梱包に対する課題が議論されています。
そうした中、木枠梱包以外にもスチール(鋼材)を利用したハイブリッド梱包(スチール梱包)にも弊社は取り組んでいます。
弊社で製品の重量、形状、輸送条件、荷役条件、コストなどの条件から理想的な梱包形態を選定します。
世界トップレベルの企業様と日々お取引する中、商品企画・改善を実施いたしており、お客様に鍛えられた技術力・提案力が弊社の強みです。
フォーミング材を用いたスチール製(亜鉛メッキ)パレット(1100mm× 1100mm)へ スリーブ(箱・強化段ボール)を組み合わせた梱包となります。
製品仕様・用途に応じ、フォーミング材・鋼材を選択し、カスタム設計した梱包となります。 運搬形態に応じ、物流用機能(フック、ボルト等)が追加できます。
フォーミング材を用いたスチール製(亜鉛メッキ)パレット(1100mm× 1100mm)へ スリーブ(箱・強化段ボール)を組み合わせた梱包となります。
製品仕様・用途に応じ、フォーミング材・鋼材を選択し、カスタム設計した梱包となります。国内輸送や港倉庫までの運搬用架台としてご利用頂いております。
スチール部材を用いた梱包となります。
亜鉛メッキ鋼板のロールをベンディングマシーンにより、波または凹凸に加工した部材を使用して側、つま、天、腰下を構成します。
一般構造用鋼材を溶接、ボルトなどで接続して組み上げます。プラント設備などの重量物で荷役、輸送で大きな外力が加わる梱包に使用します。荷役、輸送条件から構造、部材の選定等の設計を行います。
中重量物用の梱包、亜鉛メッキ鋼板等の軽量軽鋼をメインに構成するが、腰下あるいは、負荷が掛かる部分のみ一般構造用鋼材で補強した梱包。
仕組み材をボルトで組むだけなので木枠と比較すると梱包現場での負担を減らすことができます。またS-BOXははめ込み式なので誰でも簡単に組み上げることができます。開梱に関しては、釘を使っていないので容易に作業ができ、木屑等のゴミもでません。
木材のように、湿度、節、釘による割れ等による強度低下がなく、防錆処理を施せば(亜鉛メッキは不要)長期に渡り品質を保持できます。よって長期保管やリターナブルボックス作成用には適しています。
現在、全世界が木製梱包材の防虫処理を義務付ける方向に動いています。処理方法はISPM#15で統一されるとのことですが、実際には各国の要求事項が統一されてない部分(証明書添付の要求、別スタンプの押印要求等)があり混乱しています。スチール梱包であれば防虫処理の手番を省けますし、各国の防虫処理の要求の違いによる混乱も回避できます。
※中国に関してはスチール梱包でも非木材声明文が必要
木枠梱包の釘のついた廃材は大変危険です。またこれを再利用できる施設は限られており、ほとんどが廃棄処理されているのが現状です。スチール梱包は容易に素材ごとに分別できスクラップ処理して再利用できるので環境保全に役立ちます。