いま、東京大学がはじめる100年プロジェクト
One Earth Guardians とは
それは「巻き込み力」を持ったあたらしい専門家のあり方
地球からまなび、
地球を守る
私たちは自分たちの豊かな生活のために、
これまでいったいどれだけのダメージを
地球に与え続けてきたのでしょう。
一〇〇年後、人類が地球上の
あらゆるものと共存していける
世界を作るために必要な人材。
それは一人の天才的な専門家ではありません。
自らも専門家でありながら、
俯瞰的な視点で人を結びつけ、
新しい価値を創造することのできる
「巻き込み力」を持った科学者です。
東京大学大学院農学生命科学研究科ではそれを
「地球医=One Earth Guardians」と
名づけ、彼らを育成する
プログラムを立ち上げました。
「地球医学=One Earthology」の誕生です。
新着情報
information
- 2024.10.28 2023年度活動報告を公開しました
- 2024.07.31 【募集要項】微細藻類を基点とする新講座「共生型新産業創出コロキウム」(2024年10月開講)の受講者を募集します[応募締切:9月17日17時まで延長します]
- 2024.07.17 公開シンポジウム2024「人と地球のwell-beingを叶える新たな産業とは ー微細藻類を基点に」(2024.07.31開催)のお知らせ
- 2024.03.21 第7期生を募集します
社会人も学生も組織も巻き込んで互いに学び合う
大学の中だけにとどまらない新しい教育プログラムの形
One Earth Guardians育成プログラムは人を育てる場です。科学の基礎力を涵養するとともに、社会との関わりの中で学びの機会を持つことで、自ら課題を発見し、解決法を考え出し、それを実行に移せる力を育みます。他の人を巻き込む力を兼ね備えることで形成されたネットワークが、かけがえのない地球を未来につなぎます。
そのために、様々な立場の人材が交流して互いに教え合い、学び合い、考える場を永続的に創出していきます。
新しい科学者「地球医」を目指して
地球上の問題を発掘し、解決する基盤を作るために、生命現象を俯瞰的に捉える力を身につけます。具体的には、生物・化学を新しい観点で学ぶとともに、数理学や経済・社会学的な視点を養います。また解決法の実践へ繋げるため、企業・省庁から講師を招き、研究成果が社会にどのように生かされているかを学びます。同時に、少人数講義やアクティブラーニングを通じて、コミュニケーション力を磨きます。
One Earth Guardians育成プログラムは、
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部の教育プログラムです。
教育活動への参加とサポート
本プログラムは、産業界や社会における短期的・長期的課題に取り組むための、本学、他企業等との共創の場になります。現場の課題を共有する講義の実施、実学研修の機会提供など、企業の中にあるリソースを教育に役立てていただきながら、問題の解決へつなげます。また、経済的なご支援もこの活動のサポートとなります。
One Earth Guardians(地球医)は、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs = Sustainable Development Goals)に幅広く貢献できる人材です。このプログラムへの参画は、SDGs達成にもつながります。
たった1つの地球の一員として
教育活動を通して社会を変えていくには時間がかかります。長く、持続的な教育活動を可能にするためには、理念に賛同していただけるたくさんの方のご支援が必要です。人間が他の生物と共存する100年後の地球の姿のために、たとえばご寄附という形でこのプログラムをサポートいただくことができます。
目指す未来
地球がかかえる、現在そして将来の課題を見いだす。
その解決方法を考え、実践する。
その結果を評価して、また新たな課題を見いだす。
そして、これを繰り返す。
One Earth Guardiansは
このループをまわし、
地球上の生物の共存共生が100年、200年と
つづくことを目指します。
プログラム紹介動画
本プログラムの理念や意義などについて詳しく紹介しています。
東京大学 One Earth Guardians育成プログラムの紹介 short ver.(2019.09)
フルバージョンはこちら
アーカイブ動画
公開シンポジウムやオンラインセミナーなどの動画を、YouTubeで公開しています。ぜひご覧ください。
サポーター企業・団体等のご紹介
※50音順で掲載しています。その他多数の企業・団体等からサポートをいただいています。
プログラムに参画するには
たとえば、企業の実践に基づいた実学観点でカリキュラムを組んだり。たとえば、省庁の地域貢献視点での座学やアクティブラーニングの提供。そして大学の専門性を活かした知の活用。
参加者すべてが学ぶ側であり教わる側として、共に問題を整理し、解決法を研究・実践し続けることがこのプログラムの根幹です。そのためには、みなさまの人的・経済的、そして継続的なサポートが不可欠です。
事務局へのお問い合わせ
当プログラムでは、みなさまからの人的・経済的なご支援を受け付けております。
詳細につきましては、下記までお問い合わせください。
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
東京大学 大学院農学生命科学研究科
One Earth Guardians育成機構/One Earth Guardiansオフィス
Email:office@one-earth-g.a.u-tokyo.ac.jp