岡山県真庭市の北端で鳥取県との県境にある津黒高原公園の湯は津黒高原キャンプ場入口にある共同露天風呂です。露天風呂は公園の入口にあるので、さっそく下り道を降りてみます。お湯が溜まっていないときも多いようですが、運よく浴槽にお湯が満たされていました。源泉温度が低く、加熱装置もないので夏しか入れません。向かって左側に男女別の脱衣小屋がありますが脱衣場は蜘蛛の巣やホコリだらけで使用不可能な状態でした。長方形の大きな湯船は貸し切り状態でした。ここは一応、混浴です(汗) 看板には、夏にしか入浴できないということと、3月末~4月中旬は種籾の芽出しが行われるので入浴は出来ないことが書かれていました。源泉温度は30.6℃で湯口からの温度は27.2℃で、浴槽の温度はもっと低いです。
泉質:単純硫黄泉 pH:実測9.33今回は入浴はせず足だけにしておきました。こちらは昨年入浴したときの写真です。「マニアたるものこれしきのことぉ~~~!!」と入ってみたもののやっぱり冷た~~いっ!しかも入浴すると多量の湯の華が舞い上がると思いきや、湯船の底にたまった砂や藻でした。これ以上舞い上がらないように静かに入ります。湯舟は長い間清掃がされていないようでしたので、よほどのマニアでないかぎり入浴はしないと思われました。と記事に残してありました。入り口付近の木を見たら、梨が実っていました。観賞用かな?野生だから?ちっとも美味しくありませんでした。
津黒高原温泉「公園の湯」