最終更新日:2024-09-25
大切なペットが亡くなると、家族の一員として葬儀を行い、四十九日などの法要も人と同様に行うことが多くなっています。法要の際にお花やお供えをいただくこともあり、そのお返しで迷ってしまうこともあるかもしれません。
ここでは、そんな犬や猫などのペットの法要を行う上で覚えておきたいお返しやマナーについて詳しくみていきます。また、お米業界の常識を覆す「お米の目利き」「精米方法」「ブレンド米づくり」でセブン‐イレブンのおにぎりの監修を通じて「圧倒的なごはんのおいしさ」を実現した八代目儀兵衛がおすすめする、お米ギフトも併せてご紹介します。
セブン-イレブン×京の米老舗 八代目儀兵衛【おにぎり監修記念】
※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。
犬・猫などのペットの四十九日とは?
「四十九日」は、故人の命日から数えて49日目に行う法要で、仏教用語のひとつです。「49日」であるのは、仏教では人が亡くなるとあの世で7日ごとに生前の行いを裁く審判を受け、最後の審判が命日の49日後であると考えられているためです。もともとは審判が行われる7日ごとに法要が行われるものとされていましたが、今では7日ごとに行うことが困難であるため、最後の審判である「四十九日」のみ法要が行われるというのが一般的になっています。
犬や猫などのペットの法要も、近年では人と同じように行われることが多くなっています。必ずしも行わなければならないという決まりはありませんが、家族同然の存在として共に過ごしてきたことから、生前の感謝を伝え安らかな眠りを願って行われることが広く浸透しつつあります。
四十九日法要のお供え物は何を選ぶ?相場や掛け紙(のし)・手紙のマナー
ペットの四十九日の数え方は?
仏教では人が亡くなって49日が経過すると四十九日法要が行われますが、ペットに関しても、人と同様に四十九日法要を行うことができます。また、四十九日以外の法要の数え方も人と違いはありません。
上述したように、法要は本来であれば七日ごとに行われるものであり、それぞれに異なる呼び方があります。
・初七日(しょなのか)<初願忌(しょがんき)> ・二七日(ふたなのか)<以芳忌(いほうき)> ・三七日(みなのか)<洒水忌(しゃすいき)> ・四七日(よなのか)<阿経忌(あぎょうき)> ・五七日(いつなのか)<小練忌(しょうれんき)> ・六七日(むなのか)<檀弘忌(だんこうき)> ・四十九日(しじゅうくにち)<大練忌(だいれんき)> |
忌明けとは?四十九日法要の準備や香典返しなどやるべきことを解説!
ペットの四十九日法要の準備と過ごし方
ペットの四十九日法要の準備や過ごし方は概ね人の場合と同様ですが、一部で異なる点もあります。以下では、主な事前準備や当日に必要なもの、過ごし方についてみていきます。
事前準備
四十九日方法を行うにあたって準備しておくべきものとしては、以下のものがあります。
・場所の手配
最初に行うのは、四十九日法要を執り行う場所の手配です。近年では犬や猫などのペットの法要を行う寺院も増えている傾向にあります。これまでに付き合いのある寺院などに確認してみるとよいでしょう。また、ペット霊園などでも対応が可能です。
・ペットの写真
法要の際に用いるペットの写真を用意します。生前のペットをよく想い出せるよう、また、参列者によく知ってもらえるよう、想い出のある一枚を用意します。
・お供え物
生前にペットが好きだった食べものや飲みものを準備します。生前にペットが遊んでいたおもちゃなどを供えることもあります。
・生花
人の葬儀では菊や百合などの白い花が一般的ですが、ペットに関してはそれほど厳密な決まりがあるわけではありません。亡くなったペットが好きだった花や、イメージに合った花などが用意されます。
・お布施
ペットの法要におけるお布施の相場は、3,000円~5,000円ほどといわれています。人の場合は高額になりがちですが、ペットの場合は感謝の気持ちを伝える程度というのが一般的な考えです。
当日に必要なもの
当時に必要な主なものや押さえておくべき点としては、数珠などの仏具と、服装が挙げられます。
・数珠
人の葬儀と同様に、ペットの葬儀でも数珠を用意します。一般的な数珠が多く用いられています。
・服装
人の法要のときほど厳密な決まりはありませんが、カジュアルすぎる服装は避けるのがマナーです。色に関しては、黒が多く選ばれる傾向があります。
過ごし方(流れ)
ペットの四十九日法要での主な過ごし方(流れ)としては、以下のものが挙げられます。
・読経
四十九日法要では、亡くなったペットが無事にあの世へ旅立てるように読経が行われます。
・納骨
四十九日法要をひとつの区切りとして、納骨が行われます。ただし、必ずしも四十九日目に行わなければならないわけではないため、予定などを調整して可能な日に行われることが多いようです。
・墓参り
納骨が済んでいる場合は、手を合わせに行ったり、供え物や線香を供えたりします。
四十九日法要までに何をする?お布施の相場や服装・当日までの準備や流れを徹底解説
ペットの四十九日法要後のマナーとお返し
犬や猫などのペットが亡くなったときに行う四十九日法要。どの点まで人の法要と同じであるかについて迷ってしまう方も多いかもしれません。この点、香典やお供え、お花を贈られた際のお返しやマナーについて、事前に覚えておきたい点がいくつかあります。
以下では、主にマナーとお返しについてご紹介します。
マナー
ペットの四十九日などの弔事には、人の場合と比べると明確なマナーがあるというわけではありませんが、たとえば「香典をいただいたのであれば香典返しを贈る」といったように、人付き合いの基本にならうというのが一般的です。そのため、ペットの弔事に関して迷った場合は、「一般的な弔事マナーにならう」というのがひとつの基準となると考えるとよいでしょう。たとえば、香典返しを贈る時期としては、四十九日法要以降で遅くとも1ヶ月以内が目安といえます。
お返し
お返しの金額の相場に関しては、こちらも人の場合と同様に、半額~1/3が目安と考えられています。ペットの葬儀でいただく香典は3,000円~10,000円が多いことから、お返しの金額は1,500円~5,000円が目安となります。香典が10,000円を越える場合も、相場に合わせて半額~1/3程度で選ぶのが一般的です。
お返しの品としては、「不祝儀を後に残さない」という考えから、消費することによってなくなる「消えもの」が望ましいと考えられています。たとえば、食べものや飲みもの、またはタオルなどの消耗品が挙げられます。
四十九日法要のお返しに何を選ぶ?引き出物のマナーや選び方を解説!
ペットの四十九日法要のお返しに喜ばれる品物
ペットの四十九日法要のお返し選びもまた、人の法要と同様に考えるとよいでしょう。特に選ばれているお返しとしては、以下のようなものがあります。
お米
法要でお世話になった方へのお返しとして、お米が選ばれることが多くあります。お米は神道では代表的な供物のひとつとして考えられていることもあり、葬儀や法要のような弔事でも選ばれるお返しの代表格といえます。また、お米は毎日の食卓に欠かせないものであり、「消えもの」でもあることから、四十九日法要のお返しとしてもぴったりです。
菓子や飲料
お返しに「消えもの」を選ぶのがマナーとなっていることから、菓子類や飲料類も多く選ばれるお菓子となっています。代表的なものとしては、焼き菓子やお茶、コーヒーなどがあります。焼き菓子は生菓子とは異なり消費期限が長いことから、ひとり暮らしの方にも喜ばれるお返しです。
飲料類ではお茶やジュースなどが多く選ばれますが、日本酒やワインなどのアルコール類は祝い事の場で用いられることが多いため、マナー違反となることに注意が必要です。
カタログギフト
お返しは「消えもの」であることが望ましい一方、相手が必要としているものであれば必ずしも消えものである必要はありません。この観点から、四十九日法要のお返しとしてカタログギフトも選ばれる傾向にあります。グルメに関するカタログギフトに限らず、生活用品や小物などが選べるものも人気です。
四十九日法要のお返しに何を選ぶ?引き出物のマナーや選び方を解説!
大切なペットの四十九日法要のお返しに。八代目儀兵衛のおすすめギフト
大切なペットの四十九日法要で香典やお供えをいただいた際のお返しでお悩みであれば、八代目儀兵衛のお米ギフトがおすすめです。
偲「平安」(お米2合×4個・お供)【4,500円(税込)】
八代目儀兵衛の偲「平安」は、京の趣を味ごはんに込めたお米ギフトです。炊き込みごはんや佃煮と極上米の詰め合わせが魅力の、大切な方へのまごころを込めたひと品。京のみやびな趣を存分に詰め込んだ味ごはんに舌鼓を打つ、至福のひとときを届けます。箱を開けると目に飛び込む、和のグラデーションが心に沁み入ります。色とりどりの想い出を偲んで贈る、弔事のギフトにぴったりです。
商品内容:料理米2合×4個(極、結、和、鮨)/炊き込み「丹波しめじごはん」×1個 / 混ぜごはん「京ちらし」×1個 / ひじき梅×1個 / 八穀米×1個 |
偲「翁霞」(お米5kg)【5,500円(税込)】
八代目儀兵衛の偲「翁霞」は、食の匠を虜にする最高峰米ギフトです。一流の料理人が好んで使う希少品種である「夢ごこち」を中心に、ブレンドしています。コクのある濃厚な甘みがとろけるように広がり、喉奥に吸い込まれる食感が魅力のひとつ。数々の匠たちを虜にする奥深い余韻と芳醇な香りは、お米が好きな人にとって何度も味わいたくなること間違いありません。「京都で最も予約がとれない」ともいわれる日本料理店でも永く愛用いただく、銘店のお墨付きの逸品です。
商品内容:星付き銘店米 翁霞 5kg |
偲「雅」(お米2合×9個)【5,500円(税込)】
八代目儀兵衛の偲「雅」は、人気の3種類のお米を楚々(そそ)とした色彩の9つの花で結んだお米ギフトです。大切な想いを託した花包みが、大切な存在を偲ぶ心にふわりと寄り添います。その一つひとつを、まごころ込めて熟練の職人が大切にお包みして届けます。毎日の食事の時間が愉しくなる、もらって嬉しい弔事専用ギフトです。
商品内容:料理米2合×9個(極×4、結×3、和×2) |
偲「嵯峨」(お米2合×6個・お供)【8,800円(税込)】
八代目儀兵衛の偲「嵯峨」は、6種のお米と海苔や塩、醤油などのお供を詰め合わせた、毎日の食卓に感謝の彩りを届ける贅沢ギフトです。長く食卓で味わっていただける贈りものとして、多くの方に喜ばれています。感謝の気持ちやさりげない気遣いを込めて贈る、お世話になった方にぴったりのお返しです。
商品内容:料理米2合×6個(極、結、和、洋、中、鮨)/混ぜごはん「京ちらし」×1個 / しおのり×1個 / ゆずのり×1個 / 塩×1個 / しょう油×1個 / ほうじ茶「華かをり」×1個 |
偲「貴船」(お米2合×12個・お供)【16,500円(税込)】
八代目儀兵衛の偲「貴船」は、彩り豊かな「満」にごはんのお供を詰め合わせた、お重仕立ての贈りものです。豊富な種類のごはんのお供は、毎日の食卓を明るく愉しいものにします。想い出話に花を咲かせ、命の尊さや食事の大切さを感じていただけることを願った弔事専用ギフトとして、四十九日法要などの特別な日のお返しとしても選ばれています。
商品内容:料理米2合×12個(極、結、和、洋、中、健、鮨、煮、丼、粥、玄、餅)/炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / 炊き込み「丹波しめじごはん」×1個 / しおのり×2個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / ちりめん山椒×1個 / ひじき梅×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / 玄米茶「八雲」×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個 / 八穀米×1個 |
ペットの四十九日法要のその他注意点
人の法要と比べられることも多い、犬や猫などのペットの四十九日法要。しかし、これらに厳密な違いがあるというわけではありません。そのため、「人のときはこう」「ペットのときはこう」と過度に注意を払う必要はありません。大切な存在が亡くなったことに対しては、生前の想い出や感謝を込めながら、弔事として準備や対応などを行っていくことが大切です。
とはいえ、ペットを飼っていない方からはペットの四十九日法要などの理解が得られないケースも考えられます。その場合は、人の法要と同じようにすることで相手の負担にならないような配慮が必要であることも覚えておきましょう。
四十九日法要の香典の相場は?香典袋の表書き・持ち物・お供えのマナーを解説
犬や猫などのペットの四十九日法要のお返し選びは、八代目儀兵衛におまかせください
犬や猫など、ペットの四十九日法要は人の四十九日法要と大きな違いはないため、ペットの生前に家族のように暮らしていた場合には、同じ家族の一員として弔事を済ませることも大切です。また、法要でお花やお供えをいただいた場合には、お返しを贈るようにしましょう。
八代目儀兵衛では、四十九日法要におすすめの弔事専用ギフトを多く取り揃えています。熨斗(のし)や梱包などでお悩みの場合も、ぜひお気軽にご相談ください。