大学院 薬学研究科 教育課程及び履修要領等
薬学研究科は『基礎薬学領域』『医療薬学領域』『臨床薬学領域』からなり、それぞれの専門分野における担当教員がより高度で深い薬学と医療の知識や技能を教授します。
教育課程及び履修要領
本研究科の教育課程及び履修要領については こちら をご覧ください。
授業計画(シラバス)及び時間割
本研究科の授業計画(シラバス)及び時間割については こちら をご覧ください。
修了要件
博士課程を修了するためには、本課程に4年以上在学し、35単位以上を取得し、かつ必要な研究指導を受け、博士学位論文の審査及び最終試験に合格しなければなりません。ただし、優れた業績をあげた者の在学期間については、3年以上在学すれば足りるものとします。
研究指導計画
大学院に在学する学生一人一人に対し、指導教員は研究指導の方法や内容および計画を予め明示しています。
博士(薬学)の学位取得までのスケジュールは、概ね以下のとおりです。
※下記のスケジュールは、研究の進行状況等の事情により変更となる場合があります。
1年次
- 主任指導教員及び副指導教員の決定(4月)
- 主任指導教員との協議の上、研究テーマを決定(4月)
- 研究指導計画書の作成(4月)
- 実験・調査等の実施
- 授業科目の受講
- 学外成果発表の準備
2年次
- 研究指導計画書の作成(4月)
- 実験・調査等の実施
- 授業科目の受講
- 研究中間成果発表(2月)
- 学外成果発表
- 論文投稿の準備
3年次
- 研究指導計画書の作成(4月)
- 実験・調査等の実施
- 授業科目の受講
- 学外成果発表
- 論文投稿
4年次
- 研究指導計画書の作成(4月)
- 実験・調査等の実施・まとめ
- 授業科目の受講
- 博士学位論文の執筆
- 博士学位論文の提出(1月)
- 主査・副査の決定(1月)
- 博士学位論文発表会(2月)
- 最終試験(2月)
学位論文審査基準
本研究科の学位論文審査基準については こちら をご覧ください。
論文審査申請に関する条件については、以下のとおりです。
審査申請時に、申請論文の主たる部分が、以下の条件を満たした論文となって、学会誌等に発表されている、もしくは掲載決定となりそのことを書面で証明できるものとする。
- 申請者を筆頭著者としていること。ただし、筆頭著者が複数の論文に関しては、1を筆頭著者の数で除して編数に加算する。
- 施行細則第9条に定める課程による博士学位論文審査の場合は、在籍中に1編以上
新潟薬科大学大学院博士課程課題研究の一覧
※一部変更になる場合があります。
領域 | 分野 | 研究室名 | 担当教員名 | 課題研究の概要 | |
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職名・学位 | 氏名 | ||||
基礎薬学 | 医薬品化学 | 薬化学 | 教授・薬学博士 | 杉原多公通 | 医薬品の合成に応用できる高効率的分子変換反応及び新規なガス固定化反応の開発研究と新しい概念に基づいた医薬品の合成研究を行う。 |
医薬品素材学 | 生薬学 | 教授・薬学博士 | 渋谷雅明 ※ |
医薬品として期待される天然化合物の生合成に関する研究を行う。 | |
医薬品物性学 | 薬品物理化学 | 教授・博士(学術) | 星名賢之助 | 光物理化学・量子化学計算に基づく新規化学反応の機構解明,および,広い意味での物理刺激による医療品物性や生体反応への影響の評価、分析法への応用研究を行う。 | |
医療薬学 | 医薬品作用学 | 機能形態学 | 准教授・博士(理学) | 岩田武男 | 肥満とその合併疾患の発症機序に関する研究を行う。 |
薬効薬理学 | 教授・博士(薬学) | 前田武彦 | オピオイド鎮痛薬をはじめとする慢性疼痛治療薬の薬理作用機序を解析し、新規作用機序の検索、新規疼痛治療薬の探索、並びに副作用を回避する新しい疼痛治療法の確立に資する基礎研究を行う。 | ||
病態生化学 | 生化学 | 教授・博士(薬学) | 小室晃彦 | 抗ウイルス自然免疫に関わる分子の作用機構、ウイルスと宿主因子の相互作用の解明をめざし基礎研究を行う。 | |
微生物学 | 准教授・博士(薬学) 准教授・博士(理学) |
福原正博 山口利男 |
様々な環境条件下における各種細菌の生育検討ならびに薬剤耐性臨床分離菌株の遺伝子解析を行う。 | ||
健康衛生科学 | 衛生化学 | 教授・博士(薬学) 准教授・博士(薬学)、博士(保健学) |
酒巻利行 冨塚江利子 |
がん細胞の増殖及び転移制御に関わる分子生物学的特性の解析を行う。 | |
臨床薬学 | 臨床分析化学 | 薬品分析化学 | 教授・博士(薬学) | 川原浩一 | リガンドと受容体の相互作用に関する分析化学的研究、ならびにミクログリア亜種に関する研究を行う。 |
臨床薬物動態学 | 生物薬剤学 | 教授・博士(薬学) | 久保田隆廣 |
薬物感受性の個体差に起因する変異遺伝子を探索し、その表現型に及ぼす影響を解析する。ならびに臨床応用を目的に遺伝子差異を簡便かつ迅速に検出し得る試薬の開発を行う。 |
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臨床薬物治療学 | 臨床薬物治療学 | 准教授・博士(薬学) | 神田循吉 | 骨代謝疾患の病態解明と時間薬理学を加味した薬物治療法に関する基礎研究を行う。 | |
臨床薬剤学 | 臨床薬学 | 教授・博士(薬学) 教授・博士(医学) 教授・博士(薬学) 准教授・博士(医学) |
朝倉俊成 |
糖尿病治療薬とデバイスの適正使用ならびに患者のQOL向上を目指した製剤開発と治療支援に関する研究を行う。フォーミュラリーにおける薬剤使用評価に関する研究を行う。薬物アレルギーを主とした有害反応の臨床的解析と医薬品副作用の発現を回避・軽減するためのリスク因子に関する研究を行う。 |
「※」印の教員は2024年3月定年退職予定
関連リンク
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