新潟医療福祉大学 運動機能医科学研究所


11/27 勉強会

【研究報告】

担当:大鶴先生

タイトル:

  • 背景:痛みは主観的な体験であり,脳の様々な要因から修飾を受ける.そのような中で認知行動療法と呼ばれる心理療法が有用であると報告がある.
  • 目的:認知行動療法が,慢性疼痛に対して有効かを検証した.
  • 方法:慢性疼痛に対する認知行動療法を実施した前後での痛みの強さ,その他破局的思考などの心理特性の変化を検討した.
  • 結果:認知行動療法は,痛みの強さの減弱,破局的思考の改善に有効である可能性が示された.
  • 今後の方向性:その効果の背景にある神経基盤を検証すること