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聖なる森林に覆われた紀伊山地では「熊野三山」「高野山」「吉野・大峯」の三つの霊場が誕生し、そこに至る「参詣道」が生まれました。平安の古より都をはじめ各地から多くの人々が訪れたこの地は、世界でも類を見ない文化的景観として、2004年7月に世界文化遺産に登録されました。
「紀伊山地の霊場と参詣道」は、世界文化遺産に登録され、今年2024年で20周年を迎えました。
熊野古道は熊野三山への参詣道の総称。参詣道は主に、田辺から熊野本宮大社に向かう「中辺路(なかへち)」、田辺から海岸沿いに新宮に向かう「大辺路(おおへち)」、高野山から熊野本宮大社に向かう「小辺路(こへち)」などがあります。中でも、熊野の神々の御子神を祀った「王子」が点在する「中辺路(なかへち)」が人気です。
大門坂(だいもんざか)
緑深い杉木立と苔むした石段に囲まれた大門坂は古の雰囲気を色濃く残します。
発心門王子(ほっしんもんおうじ)
発心門を越えると熊野本宮の聖域とされています。
滝尻王子(たきじりおうじ)
かつてはこの王子が熊野三山の霊域の始まりとされていました。
牛馬童子像(ぎゅうばどうじぞう)
平安時代の花山法皇の旅姿を偲んで彫られた石仏です。
〜よみがえりの聖地〜 一度死んで生まれ変わる、再び生きる力を与えられる、それが熊野詣でです。熊野三山は、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の総称で、熊野古道(中辺路)でお互いが結ばれています。熊野三所権現として広く信仰され、熊野を目指す巡礼の旅こそが旅の始まりと言われています。
熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)と大斎原(おおゆのはら)
全国3,000社ある熊野神社の総本宮全国熊野神社。熊野本宮大社から徒歩約10分にある大斎原の大鳥居は日本一の高さを誇ります。
熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)と神倉神社(かみくらじんじや)
鮮やかな朱色に塗られた拝殿の美しさが印象的。境内の樹齢1,000年のご神木は縁結びのパワースポットです。速玉大社の摂社、神倉神社は熊野大神が一番最初に降臨されたと言われている聖地です。
熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)と青岸渡寺(せいがんとじ)
熊野信仰の中心地として栄華を極め、古来より多くの人々の信仰を集めました。青岸渡寺は西国三十三所観音霊場の一番札所として知られます。
熊野エリア
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古より神々が棲まう聖地として、崇められた熊野。険しい山道を越えて巡礼の旅を続けることで魂が救われると信じ、身分や男女の別を問わず、あらゆる人々が熊野を目指した「熊野詣」。紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産登録20周年を迎えた今年、令和の世に当時の熊野詣を再現します。
生まぐろの市場競り
漁場で獲れてから一度も冷凍しないで運び込まれる生まぐろ。勝浦漁港では生まぐろの競り会場へ地元のスタッフがご案内するツアーです。その後、まぐろの解体を体験していただき解体したまぐろをご賞味いただくセットツアーです。
白浜温泉は有馬・道後と並ぶ日本三古湯の一つに数えられ、穏やかな気候にも恵まれています。パンダファミリーで有名なアドベンチャーワールドも人気です。白浜から串本までは荒瀬が生み出す景勝地が続きます。中でも橋杭岩は国の名勝天然記念物に指定されています。
遊びの宝庫 白浜
人気の「アドベンチャーワールド」は、パンダやイルカなどさまざまな動物たちと触れ合える遊園地と一体となった大型テーマパークです。また、西日本最大級の海鮮市場「とれとれ市場」では鮮度の高い海鮮物やお土産品などが一堂に揃います。お食事も楽しめるのがウレシイ。
名勝の宝庫 串本
名勝「橋杭岩(はしくいいわ)」は、大小40余りの岩柱が、約850mに渡り海の上にずらりと並ぶ景勝地です。海の満ち引きで異なった表情が楽しめるのも魅力です。紀伊大島からはクエの養殖場に渡り迫力満点の餌やり体験が楽しめるアトラクションもあります。
白浜温泉・外湯めぐり
飛鳥・奈良の時代から続く由緒ある白浜の湯。「白良湯(しららゆ)」「牟婁の湯(むろのゆ)」「崎の湯(さきのゆ)」が知られますが、中でも「崎の湯」は」海岸沿いの露天風呂で雄大な太平洋が間近に迫ります。(有料)