論文募集要項 | 統計データ分析コンペティション

論文募集要項

2024 論文募集要項

データサイエンス時代を迎え、統計リテラシーの向上と公的統計の利活用を推進し、我が国の次代を担う高校生、大学生等の統計データの利活用マインドと分析技術のかん養を図るため、教育用標準データセット(SSDSE : Standardized Statistical Data Set for Education)を広く一般に提供しています。

この教育⽤標準データセットを用いた統計データ分析の論文を募集し、その分析力を活用した課題解決のアイデアを競うコンペティションを、総務省統計局、独立行政法人 統計センター、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所及び一般財団法人 日本統計協会の共催により開催しています。

令和6年度に開催する「第7回統計データ分析コンペティション」の論文を以下のとおり募集します。

目次

1. 論文募集期間

  • エントリー期間:令和6年5月10日(金)~8月9日(金)
  • 論文提出期間:令和6年5月10日(金)
    ~8月30日(金)[大学生・一般の部]
    ~9月6日(金)[高校生の部]
    * 最終日は18時まで

2. 応募資格

  • 高校生の部:高等学校、中等教育学校(後期課程)及び高等専門学校(1~3年次)の生徒又は学生
  • 大学生・一般の部:短期大学、高等専門学校(4、5年次、専攻科)、大学及び大学院の学生、並びに一般(統計分析等の学習を目的とする方)

※ グループでの応募並びに教諭及び教員の指導も可とします。

3. 応募条件

  • 応募論文は、自作かつ未発表で、日本語で書いたものに限ります。論文の要旨も同時に提出していただきます。
     ただし、統計データ分析コンペティションに応募したことのある論文について、改良内容を明記した上で再応募することも可とします。
     ChatGPT等の生成AIにより、論文を作成することは認められません。
  • 教育用標準データセット(SSDSE)を用いて分析を行った論文を対象とします。
     当該データセットに含まれていない統計データ等を加えて分析を行うことも可としますが、その場合は出典を明記してください。
     なお、高度な統計的な分析手法を用いなくても、データから発見した興味深い事実について、新たな観点で可視化(グラフ化)するなどして、取りまとめたものでも構いません。

4. エントリー

  • 応募予定の方は、エントリー期間中に、以下の事項を記載の上、「12. 論文等の提出先及び各種お問い合わせ先」に記載のメールアドレスにメールしてください。件名は「エントリー」としてください。
    1. 応募部門(高校生の部又は大学生・一般の部)
    2. 所属先(学校名・学年、大学・学部名、会社・部署名等)
    3. 氏名及びふりがな(氏と名の間を1文字空ける。グループの場合は、代表者とグループ全員の氏名及び所属先)
  • ※ 高校生の部において、論文を提出する生徒又は学生が未定の場合などは、高校名だけで生徒又は学生氏名のないエントリーも可とします。ただし、論文提出時には、氏名を明記してください。
  • エントリー受付時に受付番号をご連絡しますので、以後の連絡には、件名にこの番号を記載してください。

5. 論文の作成・提出方法

  • 論文の作成に当たっては、論文の様式(テンプレート)を参照の上、作成してください。
     論文のファイル名は、“代表者名”.docx 又は “代表者名”.pdf としてください。(PDF形式に変換する場合はフォントを含めて出力し、文字は画像出力にしないでください。)
  • 論文の本文に加えて、論文の要旨についても作成をお願いします。要旨は1ページ以内とし、統計データ分析の①目的、②手法、③結論、④意義(利点)を記載してください。
     論文要旨のファイル名は、“代表者名”-abstract.docx“代表者名”-abstract.pptx 又は “代表者名”-abstract.pdf としてください。
  • 論文提出の際は、論文提出・確認書をダウンロードし、以下の事項を記載の上、メールに論文(要旨を含む)及び論文提出・確認書を添付して提出してください。
     論文提出・確認書のファイル名は、“代表者名”-kakunin.pdf としてください。件名には、エントリー受付時にご連絡する受付番号を記載してください。
    1. 高校生の部
      1. 所属先(学校名・学年)
      2. 氏名及びふりがな(氏と名の間を1文字空ける。グループの場合は、代表者とグループ全員の氏名及び所属先)
      3. 指導教員氏名(いる場合に記載。教員の担当科目「数学、情報等」についても記載)
      4. 連絡先(ご本人(代表者)に連絡可能な、①住所又は所属先の所在地、②電話番号、③e-mailアドレス)
    2. 大学生・一般の部
      1. 所属先(大学・学部名、会社・部署名等)と身分(大学生、大学院生、その他)
      2. 氏名及びふりがな(氏と名の間を1文字空ける。グループの場合は、代表者とグループ全員の氏名、所属先、身分)
      3. 指導教員氏名(いる場合に記載。教員の専門分野「統計、経済等」についても記載)
      4. 連絡先(ご本人(代表者)に連絡可能な、①住所又は所属先の所在地、②電話番号、③e-mailアドレス)
  • 論文の提出先も、エントリーと同様、「12. 論文等の提出先及び各種お問い合わせ先」に記載のメールアドレスです。提出締切後は、応募論文の内容修正はできません。

6. 受賞論文の決定・発表

  • 受賞論文は、部門ごとに「総務大臣賞」、「優秀賞」、「統計数理賞」、「統計活用奨励賞」等を決定します。
  • 受賞論文は、令和6年10月18日(金)「統計の日」に発表する予定です。
  • 受賞された場合、ご本人(代表者)にご連絡するとともに、総務省、統計センター、統計数理研究所又は日本統計協会のホームページにおいて、受賞論文、並びに論文記載の氏名及び学校名・所属先を発表します。

7. 論文の審査基準

  • 論文審査は、審査基準に基づいて行います。
  • 主な審査基準(各部門共通)は、以下となります。
    • 課題について提示されているか。
    • 課題解決のためのデータが吟味されているか。
    • 課題解決のための分析過程(回帰診断、外れ値の考察など)とその結果について明示されているか。
    • 課題解決策について明示されているか。
    • 分析の目的・結果等に独自性があるか。
    • データの分析手法・可視化手法が、統計学的に見て適切か。
    • 高校生、大学生等の統計データの利活用マインドと分析技術のかん養を図るものであるか。
    • 統計リテラシーの向上と公的統計データの利活用推進に効果と有用性が期待できるか。
    • 関連する研究があれば、適切に引用されているか。
  • 新たな発見、高度な手法、分析結果に基づく提案・提言等も評価対象となります。
  • なお、審査資料として基データの提出をお願いすることがあります。

8. 表彰

  • 「総務大臣賞」、「優秀賞」、「統計数理賞」、「統計活用奨励賞」の受賞者に、表彰状、表彰楯及び副賞を授与します。東京にて表彰式を開催し、受賞者を表彰する予定としています。
  • 上記の受賞者に対して、次の副賞が贈られます。

副賞(図書カード)

高校生の部大学生・一般の部
総務大臣賞20,000円相当50,000円相当
優秀賞10,000円相当30,000円相当
統計数理賞10,000円相当30,000円相当
統計活用奨励賞10,000円相当30,000円相当

9. 提出された論文の扱い等

  • 応募論文については、総務省、統計センター、統計数理研究所、日本統計協会等の刊行物、ホームページ等に掲載することがあります。
  • 受賞者については、総務省、統計センター、統計数理研究所、日本統計協会等が主催又は後援する行事において、受賞論文の発表を依頼することがあります。

10. 参加証等の発行

  • 応募論文を提出した参加者には、参加証を発行します。

11. 後援

  • 文部科学省
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
  • 全国高等学校長協会
  • 一般社団法人日本統計学会
  • 全国統計教育研究協議会

12. 論文等の提出先及び各種お問い合わせ先

  • 論文等の提出先は以下のとおりです。
    statcompe_atmark_nstac.go.jp
    (「_atmark_」を「@」に置き換えてください)
  • メールの受信後、原則として2日以内に「受領確認メール」を送信しますので、必ずご確認ください。なお、土日・祝日は閉庁日のため閉庁日前日の閉庁時間以降のメールは、次の開庁日から2日以内となります。
  • また、各種のお問い合わせについても同様にこちらまでご連絡ください。

13. 個人情報の取扱い

  • 本コンペティションで得られた個人情報は、統計センターホームページのプライバシーポリシーに基づいて管理されます。
  • なお、応募者の連絡先メールアドレスについては、コンペティション関連の連絡に用いる他、統計関連のお知らせ等に使用することがあります。

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