3月7日、長﨑委員は日本原子力研究開発機構新型転換炉原型炉ふげんおよび高速増殖原型炉もんじゅの現地視察を行いました。原子炉周辺設備やタービン発電機の解体撤去状況など、各施設の廃止措置状況を確認しました。視察後の取材で委員は「科学と技術に基づいてしっかりと審査していく」と述べました。
ふげん・もんじゅ関連審査会合

福島第一原子力発電所事故から14年にあたり、山中委員長の職員訓示と福島第一原子力規制事務所の山元所長からの活動報告がありました。委員長は冒頭で組織理念や安全文化、自身の宣言が書かれたカードを紹介し、組織理念などを見直してそれぞれの仕事への向きあい方や気持ちを宣言に表してみるよう、職員一人一人に向けて呼びかけました。
訓示の様子

原子力規制委員会では、意欲と熱意のある方、専門性や経験のある方を広く募集しています。
現在、下記の活動を行っております。ぜひご応募ください！

• 原子力工学系職員採用試験
• 原子力規制庁研究職員（技術研究調査官）の公募（新規採用）
• 業務説明会

2月17日～18日、杉山委員は高浜発電所にて、検査官が実施した管理区域内外のウォークダウンへの同行や事業者との机上検査への同席を通じて、設計管理および火災防護に関するチーム検査の実施状況を視察しました。視察終了後の取材で委員は、設備に対する検査官の知見や着眼点を高く評価しました。
原子力規制検査の概要

2月6～7日の2日間、伴信彦委員と長﨑晋也委員が福島第一原子力発電所の現地視察を行いました。
6日は1号機建屋上部へ登ってのオペレーティングフロアの状況確認や、使用済燃料を保管する施設を視察しました。7日には廃棄物保管庫などを視察したのち、原子力規制庁の事故分析チームと共に4号機建屋内部に入り、各フロアで水素爆発によると思われる影響や現状などを確認しました。