「さみしい」「消えたい」「死にたい」・・・。そんな思いをしたことがある「センパイ」にお話を聞きました。
公開日:2025年3月31日
こっちのけんと さん(歌手・マルチアーティスト)
子どもの頃から“自分はできない子”という劣等感や生きづらさを抱えたいたという「こっちのけんと」さん。子どもの頃や双極性障害(躁うつ)で倒れた思いなどを歌に乗せ届けています。
■こっちのけんとさん(歌手・マルチアーティスト)
キャッチコピーは「緑のマルチアーチスト」。 楽曲制作や映像制作、デザインなど幅広い分野で、アーティストとして活動中。自身の体験をもとに、誰にも言えない「実はしんどい・苦しい・助けてほしい」胸の内を代弁するような気持ちを発信している。
坂口 涼太郎(さかぐち・りょうたろう) さん(俳優)
4歳からのアトピーの影響で見た目に自信をなくし、消えたいと思っていた坂口さん。今もいなくなりたいという気持ちを心のどこかに持ち続けています。
■坂口涼太郎さん(俳優)
1990年生まれ。2007年にダンサーとして初舞台を踏む。2010年に映画『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』で俳優デビュー。NHK連続テレビ小説『おちょやん』『らんまん』や、映画、舞台に出演。俳優・表現者として活動しながら、世の中の“普通へのあらがい“を体現している。
鴻巣 麻里香(こうのす・まりか) さん(スクールソーシャルワーカー)
大人になって人間関係がうまくいかなかったり、消えたいと思ったりしていたという鴻巣さん。その根っこにあるものは、子どもの頃のつらい体験や苦しさだと言います。
■鴻巣麻里香さん(スクールソーシャルワーカー)
1979年生まれ。精神科病院で相談支援などを行いながら、東日本大震災の被災者・避難者支援を経験。2015年に福島県白河市に非営利団体「KAKECOMI」を立ち上げ、こども食堂やシェアハウスを運営。子どもや女性の支援に力を注いでいる。
副島 淳(そえじま・じゅん) さん(俳優・タレント)
小学4年生のときにいじめに。つらさから自殺の一歩手前まで追い込まれた副島さんは、その頃を「生きているけど死んでいるようだった」と振り返ります。
■副島淳さん(俳優・タレント)
1984年、アフリカ系アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれる。タレントや俳優としての仕事とともに、全国各地の学校や自治体などを訪れて「いじめ」や「差別」、「見た目の違い」などをテーマとした講演にも力を注いでいる。
富田 望生(とみた・みう)さん(俳優)
福島県いわき市出身の富田望生さん。小学5年生のときに東日本大震災が起き、その影響で東京へ避難。友だちから離れ、喪失感・孤独感が消えない日々でした。
■富田望生さん(俳優)
2000年生まれ。2015年公開の映画『ソロモンの偽証』で初出演。以後、多くの映画やドラマ、舞台などに出演。NHK連続テレビ小説『ブギウギ』(2023〜2024)で、主人公・福来スズ子の付き人・小林小夜を演じた。
自らの被災体験を発信することで、避難を余儀なくされる子どもに思いを寄せている。
風間 暁(かざま・あかつき)さん(文筆家・保護司)
幼少期からの虐待により大人を信じられなくなった風間暁さん。虐待のフラッシュバックから逃れるため、薬物に依存し、過剰摂取によって意識不明に。2児の母となった今、「大人社会」と闘う。
■風間暁さん(文筆家・保護司)
NPO法人アルコール薬物問題全国市民協会(ASK)社会対策部に所属。自らの体験をもとに、依存症や問題行動と見なされる子どもや若者への差別や偏見を取り除くための講演や政策提言などを行っている。
松本 俊彦(まつもと・としひこ)さん(精神科医)
依存症患者を多く診療する松本俊彦さん。若い人の「さみしい」「死にたい」に寄り添います。その『生きづらさ』は、「大人の側に大きな原因がある」と言います。
■松本俊彦さん(精神科医)
国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部部長。
診療とともに、薬物乱用や依存症からの回復、自傷行為の減少につながるよう研究を行っている。また、薬物依存や自傷行為の背景を知ってもらうための講演や執筆にも力を入れている。
国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部部長。
診療とともに、薬物乱用や依存症からの回復、自傷行為の減少につながるよう研究を行っている。また、薬物依存や自傷行為の背景を知ってもらうための講演や執筆にも力を入れている。