InfiniGuard

InfiniGuardは、ペタバイトスケールのバックアップ／リストア／ディザスターリカバリのソリューションであり、サイバー攻撃、ハードウェア障害、自然災害、偶発的なデータ損傷後に、ビジネスクリティカルなアプリケーションワークロードを復旧する際のコスト、リスク、ダウンタイムを削減します。

InfiniGuardはデータの保護とバックアップで業界屈指のパフォーマンスを提供。最大180 TB/時*のインライン取り込み速度と比類のないリカバリパフォーマンスにより、単一ファイル、大規模なディザスタリカバリ、またはサイバーリカバリのニーズを確実に満たすことができます。

InfiniGuardに搭載されたInfiniSafeは、包括的なサイバーリカバリの実現に不可欠な4つの基本的な要件を満たしています。

1. 改竄防止スナップショット
完全に堅牢化された変更不可能なデータセット保護です。これらの堅牢化されたポリシーを一貫して適用することで、適切なベストプラクティスに従ってビジネスを遂行できるようになります。

2. 論理エアギャップによる保護
Infinidatのソリューション内でデータセットを論理的かつ完全に分離できます。費用を投じて別の環境を用意する必要がありません。

3. 隔離されたフォレンジックネットワーク
必要なときのみ専用のネットワークリソースをアクティブにして、データの検査やテスト、またはリカバリを実行します。これは本番ネットワークから完全に分離されたネットワーク環境であり、緊密に管理およびオーケストレーションされます。

4. あらゆるサイズのバックアップリポジトリをほぼ瞬時にリカバリ
サイズにかかわらず、ペタバイト規模のデータでも必要な復旧ポイントを選択することができます。さらに、数回クリックするだけで、わずか数分でデータセットを分析したり、リストア用のデータセットをバックアップ環境に転送したりできます。

InfiniGuardの重複排除エンジン（DDE）は完全なアクティブ/アクティブ構成で、すぐに使用できるスタンバイノードが装備されています。ステートレスのリカバリモデルを採用しているため、全てのデータの完全性を維持しつつ、常に最適化されたバックアップ/リカバリシステムを迅速かつ容易に実現できます。

InfiniGuardソリューションの最大論理実効容量は50ペタバイト以上。多数のプロトコル（VTL、NFS、CIFS、OST、RMAN、DB2）をサポートしているため、さまざまなシステムのデータ保護を1台の大容量ソリューションに容易に統合できます。

InfiniGuardには広範なセキュリティ機能が備わっており、データを何重にも保護できるようになっています。
ロールベースのアクセス制御や多要素認証をはじめ、さまざまなセキュリティ機能が装備されています。InfiniGuardのアーキテクチャは、保存データの暗号化、暗号化レプリケーション、分離ストレージなど、InfiniBoxアーキテクチャに備わっている何層ものセキュリティに加え、改竄防止スナップショットを使用して重要なデータを保護します。これらの機能は、いずれも世界中の大規模なデータセンターインフラストラクチャでその効果が実証されています。