前回記事に引き続き、聖光学院入学式での校長先生の祝辞の内容メモになります。
前回の記事はこちら
心と対話して変化に強い人間に
- 「測れないものを測る」=数字で表せない感情や言葉の質や重みを測ると人間や過去を肯定的な姿勢で見れる。
- 工藤あゆみさんの絵本からの引用。
- もとはヨハネ黙示録11賞「神の聖所と祭壇と、そこで礼拝している人々を図りなさい」から
- 元気のサイズ、思い出のサイズも一人ひとり違う。測れない。
- ChatGPTが出来た今でも、数字で表現できないものが無数にある
- 苦しみ、怒り、心の葛藤などなど
- 自分の心と対話することを胸においてほしい
- 皆は若いので「自分の思い通りになるのが良いこと」と考えがち。
- でも、地球は一人の知恵では解決できない問題だらけ。
- 過信した思い上がりはよくない
- 世界も完全な形でいきているわけではない。
- 顔は表と裏の顔があり、いくつもの顔が矛盾にみちている。
- 心は揺れるもの。悪さもできれば崇高な行動も人はできる。
- 中学生は心身が発達する時期。6年を通して変化に強い人間へ成長を
- 私の存在は小さい
- 自分がこれまで生きてきたのは運が良かったか、周囲の人の力。
- 私の存在は小さく、周りに及ばないみえざる力がある。
- 私を守るおおきな力を感じれば、心は自由に解き放たれ、視野を広く受け止められるようになる
人を愛する(慈しむ)人間に
- 将来聖光生は社会で責任あるリーダーになってほしい。
- 聖光学院では紳士タレ(Be gentleman)をモットーとしている。
- 紳士は人々の喝采をあびる人ではない。無喝采になっても、人の志や内面的な強さを持つ人を指す。
- 「人の成長」は人を愛すること(慈しむ)こと。
- 才能、学歴、地位、財産とは違う
- 人に目を向けず、自分のことしか考えないのは大人ではない
- 6年を通して人を愛する人間になってほしい。
おわりに
定型仕事で進むのがかなり厳しい時代になるので、「変化に強い人間に」「心と対話を」「人を慈しむ」というのは親側もとても共感できる内容でゴザイマシタ。
世知辛い世の中「未知」と「矛盾」に溢れていますが、受け止められるようになってほしいなっと。