2004年ドイツゲーム賞で銀賞に輝いた名作カードゲームで、カードだけの拡大再生産ゲーム「サンファン2」のインストメモになります。たまに息子と遊ぶのですが、良くルール忘れるのでまとめてみました。※説明書がある前提になります。厳密なルールについては説明書をご参照ください。
サンファンの概要
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- プレイ人数:2~4人
- プレイ時間:30~60分
- お値段:2600円くらいでお手頃(2022年8月のAmazonから)
生産設備建てる→商品生産→商品売却→稼いだ金でまた設備をたてるという拡大再生産ゲーム。手札・場札から、ベストなアクション(役割)を選択してすすめていき、設備からもらえる勝利ポイント\で競います。
特に、純粋に100枚以上あるカードのみ使い、トークンなどは使いません。このため、カードが手札だとお金になったり、場に出すと建物になったり、乗せるとトークンの代わりになったりするのが特徴です。
ゲーム準備
場
- 役割(アクション)カード5枚を中央に並べておく
- 建築士(建物を建てる)
- 監督(商品を生産)
- 商人(商品を売る)
- 参事会議員/金鉱掘り(カードを得る)
- 商館カード(売るときの相場)5枚を混ぜて山札にする
- 施設カード(100枚以上)を混ぜて山札にする
- 施設カードは生産施設と都市施設と2種類ある
- 生産施設(インディゴ、砂糖、タバコ、コーヒー、シルバー5種)
- 都市施設(それ以外:背景がベージュ色)
プレイヤー
- 「インディゴ染料工場カード」を1枚自分の前に置く
- 施設カードの山札から4枚カードを引いて手札にする
- スタート(総督)プレイヤーを決め「総督カード」そのプレイヤーの前におく
ゲームの流れ
- スタート(総督)プレイヤーから始める
- フェイズの動き
- 場にある5つの役割カードから1枚をピックしてアクションを実行
- 役割を選択したプレイヤーには各役割カードの特権(ボーナス)がつく
- 建築士(支払うカードが1枚減る)
- 監督(もう一つ生産できる)
- 商人(もう一つ商品が売れる)
- 参事会議員(3枚多くカードを見て選択できる)
- 金鉱掘り(金鉱堀を選んだプレイヤーだけカードが引ける)
- その後左隣プレイヤーから全プレイヤーが同じアクションするかパスをする
- ここまでが1フェイズ
- 次のフェイズはスタートプレイヤーの左隣のプレイヤーが手番に
- 場に残っている役割カードから1枚選び同様に手番プレイヤーから順番に全プレイヤーアクションを実行するかパスする
- 全プレイヤーが役割を1度ずつ選んだら1ラウンド終了
- 各プレイヤーがピックした役割カードを場に戻す
- 総督カードを左隣りプレイヤーにわたす
- 手札を7枚以下にする(塔カードがあれば12枚になる)
- 2人で遊ぶ場合は、総督→相手→総督の順で1ラウンドとして、ピックした役割カードは場に戻して再ラウンドを始める。
ゲームの終了
- 建築士フェイズで12個の施設を自分の前に立てたら即終了(ラウンド最後まで待たない)
- 勝利ポイントを合計して一番多い人が勝ち
- 同点の場合は、手札と商品の合計が多い人が勝ち
役割(アクション)について補足
建築士
- 建物を建てるアクション
- カード上部の数字の枚数のカードをコストとして捨て札にする
- 都市施設は同じものを建設できない(生産設備はOK)
監督
- 場にある生産施設に商品が生産できる(生産施設が無いとダメ)
- 山札からカードを引いて表を見ずに生産施設カードの上に置く
- 2つ以上商品を置くことはできない(例外なし)
商人
- 生産設備の上にある商品を売る(商品が無いとダメ)
- 商館山札をめくり売却価格を決める。
- 生産設備の上にあるカードを捨て札にして商館カードの価格のカードを山札からゲットする
参事会議員
- 山札から規定枚数引いて1枚を手札に他は捨て札にする。
- 選択プレイヤーは5枚、通常プレイヤーは2枚引く。
金鉱掘り
- 選択したプレイヤーだけがカード1枚引ける(他プレイヤーは何おできない)
おわりに
カードだけしか使わないので、トークンとかの用意が不要ですが、しっかりと拡大再生産の楽しみが味わえます。特に引いたカードからその場その場でベストな手を考える必要があり、同じような展開がなりにくい点もグッドかなと。