歩行支援機ACSIVE 実用化開始|国立大学法人名古屋工業大学
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歩行支援機ACSIVE 実用化開始

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カテゴリ:ニュース|2014年9月 9日掲載


名古屋工業大学 機能工学専攻 教授 佐野明人と株式会社今仙技術研究所は、平成23年からモーターもバッテリーも使用しない受動歩行由来の無動力歩行支援機ACSIVE(アクシブ)の共同研究を続けて来ました。この度、9月9日(火)株式会社今仙技術研究所(本社:岐阜県各務原市)より実用化を開始しました。
ACSIVEは脳卒中などで片側が麻痺している、または足が上がりにくい方の歩行支援機として開発されました。人間の「二足歩行」原理を生かし、モーターやバッテリーを使用せず、重力とバネの力で歩きが弱った方の歩行イメージを取り戻すことをサポートします。
これまで、患者様にお試し頂き、改良を重ねて来ました。今回、発売となる市販モデルは材料にカーボンを一部使用しているため540グラムと軽量で、デザインも大変シンプルです。
(ACSIVEとは、ACTIVE(能動的)とPASSIVE(受動的)の造語で、受動歩行( Passive Walking)由来のロボット技術が人々の生活を下支え、人々を明るく元気に、前向きに活発にするような想いをこめて命名しました。)

無動力歩行支援機ACSIVEに関するお問合せは製造・販売元 株式会社今仙技術研究所へお願い致します。
問合せ先:
株式会社今仙技術研究所 特販課
〒509-0109
岐阜県各務原市テクノプラザ3丁目1番8号
TEL: 058-379-2727 または 058-379-2713
FAX: 058-379-2726
E-mail: goshima(at)imasengiken.co.jp
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ACSIVEのパッケージ
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ズボンの上はもちろん、スカートの下にも装着可能
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開発者の佐野教授と今仙技術研究所の鈴木さん