01
秘伝の調香術
四百年余秘伝の調香技術と現代の調香師の感性、
その二つが結びつき、独自の芳香を生み出す日本香堂の香り。
秘伝の調香は、天正年間に天皇御用達の香司であった
高井十右衛門の薫物書によって受け継がれています。
日本屈指の鼻と勘を持つ調香師が、その伝統を紐解き進化させ、
珠玉の香りをつくりだします。
02
香職人の技
香職人として一人前になるには長い時間がかかります。
日々の気候や空気の状態、天然香原料のわずかな違いを感じとり、
練り込む水分の量などを絶妙に加減する手の感覚。
練りたての柔らかな香は簡単には切れません。
乾燥時は曲がったり縮んだり、出来上がった後は折れやすい繊細なお香。
練る、切る、選ぶ、巻く、そのすべてを熟練の職人達が
ひとつひとつ丁寧に仕上げていきます。
03
厳選された原料
貴重な天然香原料は地球の恵みによって育まれます。
入手が困難になりつつある今でも、長年培ったネットワークをもとに
研究者たちが現地に赴き、世界中から最高品質の原料を探し集めています。
また、原料を使用するだけではなく、その環境を守るための、
東南アジアでの植林活動なども行っています。
04
香文化の継承
かたちのない文化を継承するには、
次世代に残すことを意識して取り組んでいく事が大切だと考えます。
わたしたちは日本の美しい伝統に誇りと尊敬の念を持ちながら、
その良さをみなさまにお伝えする活動を行っています。
香道教室や、日本の伝統ある慣習の意味を国内外に広めるなど、
和の伝統を時代にあったかたちで、未来へと繋げます。
05
最先端の安全性
安心して身近にお香をお使いいただきたいという思いから、
わたしたちはこれまで安全基準がなかった薫香の世界に、
再現性のある測定方法を確立しました。
お香を燃焼した空気成分を集める装置を使用し、
デンマーク発祥の世界基準の計測技術で、
定期的に安全性調査を行っています。