投資家サーベイ「日本経済はデフレを脱却した?」結果発表 | お知らせ | 日経CNBC

お知らせ

投資家サーベイ「日本経済はデフレを脱却した?」結果発表

2024年4月3日

調査対象:日経CNBC視聴者
調査期間:2024年3月28日~2024年4月1日
日経CNBC調べ

■日経平均DI推移(※日経平均DI=買いー売り)

■ドル円DI推移(※ドル円DI=円高ー円安)

Q1. 日経平均 3カ月後の見通しは?

Q2. ドル円 3カ月後の見通しは?

Q3. 最も注目している業種は次のうちどれですか?

Q4.日本経済はデフレを脱却した?
日本経済は長く続いたデフレを脱却したでしょうか?

Q5. Q4の理由をお書きください。

「はい」を選択された方のコメント

・春闘で労組の要求を満額以上に回答する企業も出ているのだから、デフレは脱却したのではないですか。物価で上がっていないのは今はほとんどの人が使っていない公衆電話の市内通話3分10円と、カラオケの1曲200円くらいしか思いつきません。(mabarasuji)

・デフレーション(デフレ)とは、物価が下がり続けて、お金の価値が上がり続けることです。 この定義が正しいとするならば明らかにデフレ脱却したと言わざるを得ません。 現在はいまさらですが、物価が上がり続けて、お金の価値が下がり続けるインフレの状態です。 大企業に限定すれば賃金の上昇は目覚ましいですが、それでも実質賃金の低下が続いています。 労働市場のさらなる改善(継続的賃金アップ)が求められますが、物価上昇に勝てる資産を持つことが必要な時代になりました。 まさに変化に対応できるものが豊かさを享受できる時代に変化したのです。(renbajinharuhi(れんばじんはるひ))

・アベノミクス「3本の矢」の一つの金融緩和は役目を終え、財政出動は半導体業界に代表されるように効果が出始め、最後の成長戦略は既得権益を壊す目的で自ら自民党を壊し、日本の構造を変えつつ成長をうながしていると思います。来年の昭和100年・戦後80年に合わせ、政府のデフレ脱却宣言は来年となるのではないのでしょうか。(REY)

・今年の春闘は多くの企業が満額回答と聞いています。これは人材確保は勿論、食料品等の物価上昇分の生活補填の意味もあると思います。デフレが懐かしいと年金生活の私は溜息をついています。(ひまわり)

・家計調査の消費は弱いという結果が出ているが、私は、消費は当調査よりは強いと思います。上場各社の小売り、外食の月次を見ていると、ほとんどが二桁以上の伸長。この乖離が大きな疑問です。(ダーツー)

・賃上げの実現で本年度についてはデフレ脱却。円安についてもアメリカとの金利差は埋まらないだろうから構造は変わらないのでは。(@HOME)

・今までデフレを意識して人件費を抑えて凌いできた。しかし、今後人材不足が台頭することで人件費を抑えることは出来ない。逆に人件費を上げて人手を確保する必要がある。従って円安・人手不足により相当の期間インフレの状態が続くとみています。(ねこ)

・投資家のマインド変化は顕著、インフレの加速を多くの国民が理解している。賃金が上がらないのに、物価の上昇は受け入れている。政府のインフレ対策(特に光熱費)が終了するかどうかで、さらに実感が加速する。(レブエスペランス)

・既に物の値段は上がり続けているので、やっとこ実質賃金の上昇が始まりそう。30年以上続いたデフレも終了し、新しい日本の構造的変化に対応した成長路線に乗って行くと思う(アレックス会長)

・デフレは脱却したと思いますが、スタグフレーションに入っているのでは?と思ってしまいます。今の状況で一層のインフレが進むとどうなるのか、ちょっと心配です。(book)

「いいえ」を選択された方のコメント

・外からインフレを輸入し、賃金も上昇する可能性が高いが、、 ただ国民に浸透したとは考えづらく、買い控え等が見られる。 デフレマインドがまだ根強く残っていると考えており、消費意欲の高まりを期待したい。(よしえどん)

・賃金の上昇がまだまだ上昇とはいえないレベル。 これまで30年間企業が赤字にならないよう、もっともらしい理由をつけて労働者の賃金を抑え続けてきた。景気が浮上していないのに消費税を上げ続けたのは復活を遅らせてきた大きな要因だと思っているし、あまりに遅れた賃金上昇がほんの少しだけ修正された程度だと思う。(うさぎちゃんが好き)

・人々は節約をやめない。 節約は美徳と定着している。 インターネットのお陰で情報がいきわたり、 ダメなものがダメとだれにでも分かるようになった。 「デフレを脱却」といえば聞こえはいいが、本当のところ、はるか昔に無意味にインフレした経済が元に戻るのを待っているだけ。

・私の生活拠点の一つであるバンコクにて、バンコク銀行の定期預金(1年物)にお金を預けてます。金利は3~4年前に0.5%まで落ち込み、タイもデフレ到来かと思いましたが、今は1.6%まで回復しており、タイはデフレ脱却を実感してます。一方金利がつかない日本の銀行には余りお金を預けたくないのですが、都市銀行のステータス維持のため、最低限の定期預金をしています。しかし、年間で数円しか利子がつかず、ため息しか出ません。少なくともため息を出さずに済む水準まで定期預金の金利が回復しないと、私はデフレ脱却なんて認めたくありません。(バンコクっ子)

・人口減少というデフレの根本原因が克服されていないどころか、さらに減少が加速されるため(プタプータ)

・インフレに慣れてなくて後ろ向きの人が多い。若い世代が打ち破ってほしいが、デフレしか知らないので我慢に慣れてしまっている。(マルコ ポーロ)

「分からない」を選択された方のコメント

・外的要因でのインフレは一息ついており、内的要因でのインフレは力強さが無い。北海道や熊本など一部地域や産業を除き、長く続いたデフレマインドを打ち消すほどの社会変革が起きている訳ではなく、当面物価は横ばいを続けるのでないか。 人口減による賃金上昇を喜ぶのではなく、人口の自然増による経済規模の増大を狙いたい。 個人的には金融資産の増加により、インフレマインドが定着しています。海外含め年4回の家族旅行を予約しました!(ドンネル)

・「はい」とも「いいえ」とも言い切れないので「分からない」にしました。 円安による輸入物価上昇や大企業によるかなり大幅な賃金引上げなどデフレ脱却の要因は整っているように見えますがこれからの日銀の政策の動向や中小企業の賃金引き上げの状況など不確定要因があり今デフレ脱却を云々するには早すぎると思っています。 (本野一言)

・企業収益や株価、物価という観点でみれば「脱却した」ということは可能である。コロナとウクライナ情勢に輪をかけて、円安が輸入インフレを引き起こしたためである。 他方、人々の生活は企業収益に比例してよくなったといえるのか。いまだに神戸物産や100円ショップ関連株、ファストフード関連株が高くなりがちなのは、人々のマインドがデフレから脱却できていないからであると言わざるをえない。 バブル期以後、過去最高更新と浮かれるのではなく、労働者にもきちんと分配され、可処分所得が物価の上昇率よりも高く維持されることで生活水準が上がり、社会保険料や税金で苦しんでいる人がいなくなったときに、はじめて「脱却した」といえるのではないだろうか。 (曽根さん大好き)

・日本のデフレ脱却はクリアしないといけない課題なので、今回の動きをみると脱却できると思います。 ただ、ここ数年デフレ脱却が課題であるということを問題視しながら出来ていなかったのが、昨年からの海外との格差でやらざるを得なかったと言うことに違和感を感じます。 後出しジャンケンではなく進めていただけていれば、「はい」を気持ちよく押せたと思います。(キタさん)

・アベノミクスの最初の最初にも2パーセントの調整インフレを政府主導で行うと聞き、期待した覚えがあるが、結果は歴史が物語る。今、企業にも家計にも不況に耐える蓄えを吐き出し成長に投資するようにとする政府主導の脱デフレ政策は動き出したばかりだ。是非成功させてほしいと思うが、この先秋の安保増税とか「もしトラ」の話題を聞くと、先行き不透明とおもう。(頑張れタイガース)

・経済学的には色々な解釈があるとは思うが、私的意見としては、個人投資家が株価の値上がりに対し「売り」ではなく「買い」で反応するようになれば完全にデフレを脱却したと言っていいと思う。(ハローワールド)

・円安と諸政策を背景に企業の投資意欲や資産価格上昇が見られるが、デモグラフィーと年金制度への不安から賃金・物価の好循環期待が消費・投資の好循環に繋がるか予断しがたい。 また、欧米諸国の金融政策転換とリセッション回避への期待はあるが、不動産市況下落による金融への影響のほか中国発のデフレも懸念される。(コー太)

など


前回の投資家サーベイ「あなたが考える『日本版マグニフィセント・セブン』は?」の結果はこちらから

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