調査対象:日経CNBC視聴者
調査期間:2023年11月2日~2023年11月7日
日経CNBC調べ
■日経平均DI推移(※日経平均DI=買いー売り)
■ドル円DI推移(※ドル円DI=円高ー円安)
Q1. 日経平均 3カ月後の見通しは?
Q2. ドル円 3カ月後の見通しは?
Q3. 最も注目している業種は次のうちどれですか?
Q4.「“植田日銀”評価しますか?」
植田和男氏が日銀総裁に就任し、半年あまりたちました。
あなたはここまでの植田体制による金融政策運営を評価しますか?
Q5. Q4の理由をお書きください。
<評価する>を選択された方のコメント
・物価高という世論に流されることなく、デフレ脱却に向けて信念を持って政策を行なっている。日本経済が立ち直るまであともう少し、あとは政治次第だと思います。(よしえどん)
・複雑だが、投資家としては評価します。円安による企業業績回復、海外投資(今年は特に外債)の資産増加につながっているからです。ただ、一国民としては円安による物価高、安全資産の低金利など評価できない部分もあります。(renbajinharuhi(れんばじんはるひ))
・マスコミなど批判する向きが多いが、金融緩和を継続するスタンスだから。デフレからの脱却の千載一遇のチャンスでしょ。デフレに後戻りするより少々の高インフレの方が、長い目で見れば企業・生活者の双方においてメリット大。(ダーツー)
・金融政策については、国民一人ひとりに様々な意見があろうかと思いますが、誰が引き受けても苦難が予想された重責から逃げることなく、というよりは、前総裁に比べても、国民に寄り添う雰囲気をまといつつ、とても真摯に向き合っていると思います。(そら)
・黒田氏の政策を引き継ぎ、動じない態度を評価。物価は比較的安定。日本の金融システムの信頼度も揺るいでいない。日本経済の現状、金利を上げるのは無理でしょう。企業が成長しないんだから。金利を上げて喜ぶスタートアップはいませんからね。円安で、輸出企業は大儲け。それでもサラリーマンが苦しいのは、政府の責任。日銀は、早く景気を上げてくれと思っているだろう。(くまぞう)
・市場やマスコミとコミュニケーションをとろうとする姿勢を評価します。記者会見でも迫力が出てきた気がする。植田総裁の頭脳とコミュニケーション能力・手腕に期待しています。(マムシとスッポン)
・あまり市場を荒らさずに対応していると思う。(パグモグ君)
・フォワードガイダンスになじまない、YCCという手法の解除に向けて、サプライズも起こさずにうまくすり抜けてきている。質疑も丁寧に答えている印象を与えている。(いにしえディーラー)
・外部環境の激変に慎重に対応していると思う。円安による物価高は、確かに国民生活や原材料輸入業者には重荷だが、インフレによる賃金上昇を促す材料にもなるので、日本の経済構造を変える好機に思える。(よし)
・柔軟かつ機動的に金融政策を実施している実行力と総裁自身の冷静かつ丁寧な説明姿勢に好感が持てること 。(ACミラン)
<評価しない>を選択された方のコメント
・発言がファジー、海外中央銀行のようにはっきりとした数値を言わない、だから市場が迷う。日銀は脱デフレ、2%という数値だけしか追いかけてない。賃金がUPできるのは大企業だけ、仮に物価上昇に賃金UPが追いついても国民にプラスαのメリットはなく、ただの数字遊びにしか見えない。最後に植田さんはアメリカ利上げ停止→利下げ期待で自分から行動することは絶対にない。何故なら自分が批判されることを回避したいから。先日の会合後の発言でも「アメリカの利上げスピードは予想外」「自分でなくアメリカがしたからしょうがなく柔軟に1%とします」と言い訳じみたことを言っていた。なので日本国民は日銀でなくアメリカFOMCだけ注目しておけばいいと考えます。(NEWS)
・「物価上昇したら政策変更する」と言ったのに、諸外国は利上げしているのに全く利上げしない。今度は「賃金の上昇が安定的になったら」と先延ばし。賃金の安定的な上昇はかなり時間がかかるので、いつまでたっても利上げしない。緩和を続けて円安放置。実質実効為替レートは1980年代よりも下がってしまった。植田氏が全て悪いわけではないが、行動は素早くやってもらいたい。(くまさん)
・①実勢と比較し政策が後追いで、いずれ収拾がつかなくなる事態に陥る可能性を感じる。スピード感が低い。 ②政策会合の結果発表の時刻が決まっていない。 ③レポートや政策が海外投資家にわかりずらい点がある。 ④株式ETFの保有方針があいまいでよくわからない。 ⑤間接的、実質的には影響は避けられないが市場に対して中立である姿勢は必要であると思われますが、現政権に対しては連携のバイアスをもう少し強めてほしい。(KUNI)
・予想に反して、情勢変化に機敏に対応していない。当分の間、大幅な日米金利差が持続する事は明らかで、その副作用が強すぎる。当分、為替は円安が持続するが、これは今の日本企業にとって必ずしもメリットにはならず、海外投資家は日本企業の保守的体質を見抜いて大きな投資は期待できない。マイナス金利を持続すべきではない。根本は政府の適切な対応であるが、期待できず、日銀は、その尻拭いではなく自律的な経済戦略が求められる。(天邪鬼)
・現状認識が甘い。日銀が思っている以上にインフレが進んでいる。マイナス金利からの脱却を早期に行い、円安に歯止めをかけるべき。YCC見直し等、打つ手打つ手が遅すぎる。(豆ちゃん)
・日銀は独立しているとはいえ、日本政府や米国の意向や影響を考えすぎて、やるべき事が出来ていないのではないかと思う。大多数の庶民の立場や将来をみすえれば、マイナス金利や大規模金融緩和は終わらせなければならないと理解しているはずなのに・・・。(ウルトラの母)
・日銀の本来の機能である物価の安定については明らかに不作為。 意図的に為替を円安に誘導し政府債務の削減を支援するような政策判断。 経済状況に応じた対応ではなく、裏のシナリオに沿った行動とも受け取れる。 経済感度が高くない国民に対しての説明も不十分で、経済的に無知な人が明らかに不利益を被る状況。(ハローワールド)
<分からない・どちらでもない>を選択された方のコメント
・短い期間なので評価が難しいと思います。ただ、「中央銀行は物価安定の責務を負い、政府から独立してインフレ率をコントロールする」という観点から見れば、最近の物価高騰は厳しい点数になると思います。(ひまわり)
・判断が非常に難しい、不確実要因が多いことは確かであるが、幅広い業種で人手不足が続き、輸入物価は高止まりし、インバウンド需要も旺盛の中、確実にインフレ圧力がかかっていると思われるのに、異次元の金融緩和への出口準備が後手に回っている。 YCCも見直し、マイナス金利の終了への道筋をつける時期に来ていると思う。現状の対応では、インフレを加速しそう。(浜っ子つねちゃん)
・前総裁と殆ど変わらない、それが良いのか悪いのか判断に苦しむ。現在の円安が果たしてメリットがあるのか、食料品、野菜等の値上げは年金生活者にはこたえる。円高にする際の問題はあるのか、総裁の考えを聞かせてほしい。(健康第一)
・現状では評価するのは早計と考える。金融緩和政策、特にYCCをどのように、どのタイミングで終わらせるかが現総裁に求められている最大の評価ポイントと考えている。通常業務のほか、この難題を誰もが納得がいく結果をもたらすことは容易ではないが、国民にとって良い結果が出ることを期待している。(曾根さん大好き)
・円安誘導により、インバウンドの回復や製造業の国内回帰、米国の輸入物価低下には多少貢献しているかもしれないが、多くの日本国民の懐具合には貢献出来ていない。 政府にもっと仕事をするように物申しながら、日銀政策の自由度を確保すべきではないでしょうか?(ドンネル)
など
Q6. 何を使って、日経CNBCをご覧になることが多いですか?