★ポイント(1)指数1位は安定せず。不発の可能性も…
過去5年、1位は安定せず。1頭軸で買うには心許ない。
(左から年、1位の指数=成績)
19年 77=1着
20年 86=着外
21年 80=1着
22年 88=着外
23年 72=着外
過去10年でも…。
14年 77=着外
15年 85=着外
16年 90=2着
17年 80=着外
18年 90=1着
⇒1位は88で着外、77で1着など、成績に指数の高低は関係なし。相手には押さえてもいいが、軸にするにはおっかない。
★ポイント(2)指数2位、3位もアテにならない
1位は安定しないが、2、3位もアテにならない。
(左から年、2位、3位の指数=成績)
19年 76=2着、67=着外
20年 64=着外、62=1着
21年 72=2着、68=着外
22年 65=2着、63=着外
23年 65=着外、63=着外
過去10年でも…。
14年 66=1着、63=着外
15年 70=着外、67=2着
16年 63=着外、60=着外
17年 64=着外、62=2着
18年 68=着外、60=着外
⇒1位が信用できないならと、次位に目が向くが、残念ながら2位、3位もアテにならない。過去10年、2位と3位が同時に馬券になったことはなく、16、18、23年のように、両方飛んでもおかしくはない。
★ポイント(3)指数ピッタンコの法則
指数50や70などピッタンコの指数が3つ以上あるとき、ピッタンコの指数が馬券になっている。
(左から年、ピッタンコの指数の数、馬券になったピッタンコの指数=着順)
19年2つ 対象外
20年2つ 対象外
21年3つ 80=1着
22年2つ 対象外
23年2つ 対象外
過去10年でも…。
14年2つ 対象外
15年3つ 40=1着
16年4つ 90=2着
17年3つ 50=1着
18年3つ 90=1着
⇒ここ2年はピッタンコの指数が2つで対象外。今年、3つ以上あれば、その指数は絶対に押さえるべし!
★ポイント(4)指数90は信頼できる
指数満点の90は信頼できる。過去、必ず馬券になっている。
(左から年、指数満点90の着順)
01年 1着
08年 3着
16年 2着
18年 1着
⇒過去に4回しか例がないが、指数90は4回すべて馬券絡み。信頼してもいい。
★ポイント(5)2位が70台、かつ50台が6頭以上いる場合は…
「指数2位が70台」かつ「50台が6頭以上」のとき、50台が必ず馬券になっている。
(上段:年、2位の指数と50台の頭数 下段:着順=馬券になった50台)
01年 2位71、50台6頭
2着=59、3着=56
02年 2位77、50台7頭
1着=53
03年 2位73、50台7頭
1着=53、3着=54
04年 2位74、50台6頭
3着=50
11年 2位73、50台6頭
2着=59
12年 2位75、50台7頭
1着=53、3着=51
19年 2位76、50台6頭
3着=56
⇒2位の指数と50台の頭数に注目。2位が70台、50台が6頭以上いれば、50台を馬券に加えたい。
★ポイント(6)10位が50台なら50台に注意!
指数10位が50台のとき、50台から2頭が馬券になっている。
指数10位が50台の年(左から年、10位の指数 着順=馬券になった50台)
03年 50 1着=53、3着=54
06年 50 1着=50、3着=56
08年 50 1着=59、2着=54
17年 50 1着=50、3着=55
20年 51 2着=57、3着=53
⇒10位の指数に注目。50台だったら迷わず50台同士のワイド、3連複で50台の2頭軸を組むべし!
※「過去の重賞コンピ」で確認できる00年以降では…00~01年、03~07年は東京ダート2100メートル。02年のみ中山ダート1800メートル。08~13年は阪神ダート1800メートル。14年以降は名称をジャパンカップダートからチャンピオンズカップに変更して中京ダート1800メートルで開催。
※チャンピオンズCのコンピ注目馬は29日公開予定です。
【コンピ分析・細井厚志】