「ウマ娘 プリティーダービー」などで知られる声優前田佳織里がこのほど行われた2nd写真集「恋のかおり」の発売記念イベントで、初恋の黒歴史をぶっちゃけるなどユニークなキャラクターを見せた。

写真集のタイトルにちなんで、恋についての話題になった時。前田は「初恋は『銀魂』の銀さん」と、人気アニメの主人公、坂田銀時が初恋であることを明かした。さらに「皆さん、『夢女子』ってあまり知らないですよね。夢女子っていう概念があるんです」と話し始めた。

前田によると「オタク女子の間で平成にはやっていました」そうで、アニメなどのキャラクターとの疑似恋愛ができるサイトなどがあったそう。「『銀魂』の銀さんと恋をしたかったら、銀さんと恋愛できる小説を作ってるサイトにいくんです。で、(ヒロインを)自分の名前に変えられるんです。○○っていうサイトにいくと、佳織里って呼んでもらえるんだよ、とか…」と説明してくれた。前田は「とてもとても香ばしい。とてもとても黒歴史な。私はコテコテの夢女子出身の声優です」と笑った。黒歴史と言いつつ、どこか誇らしげな雰囲気もあった。

また、日本酒好きでも知られる前田。岡山で4日間写真集撮影した時には、おいしい日本酒を飲み続けたという。「どんどん目がトロンとしていく私も(写真集に)リアルに載っています」と話した。

報道陣のリクエストでのエア飲みでは、ラベルを上にして酒をついだり、香り立つ酒を楽しむ様を、しっかり表現して、本気のエア飲みを見せた。堂々とした”名演技”だった。

3冊目の写真集撮影は海外で、と希望を語った前田。日本酒だけでなく、ビールやワインも大好きだとしっかりとPR。今後の展開の可能性を期待させた。【小林千穂】