日本相撲協会は24日、大相撲九州場所が開催されている福岡国際センターで、同場所の三賞選考委員会を開き、受賞力士が決まった。

殊勲賞は、14日目を終えて11勝3敗の東前頭3枚目阿炎(30=錣山)が2度目の受賞を果たした。7日目に大関豊昇龍の全勝を止め、「ここ一番で殊勲星を挙げた」(高田川審判部長=元関脇安芸乃島)と評価された。

技能賞はここまで10勝4敗の東前頭2枚目若隆景(29=荒汐)が6度目の受賞。

敢闘賞は千秋楽の若隆景戦に勝った場合の条件付きで、東前頭6枚目隆の勝(30=常盤山)が候補となった。14日目終了時点で10勝4敗。受賞すれば4度目の敢闘賞となる。