DDTプロレスが後楽園ホールで「Get Alive 2024」を開催。年末のビッグマッチ「Ultimate Party 2024」(12月28日、東京・両国国技館)で“バカサバイバー”こと青木真也が中村圭吾と組み、プロレスリング・ノアの拳王&大和田侑と禁断のタッグ対決を行うことが電撃決定した。

第3試合で青木は秋山準、中村とのトリオで、HARASHIMA&納谷幸男&松永智充と激突。両国でシングルマッチで戦う秋山と納谷が激しくやり合うなか、青木が松永をフルネルソン・ホールドで押さえ込んで勝利を奪った。

ここ最近、SNS等で拳王との対戦を望むような発言を残していた青木は「2025年1月1日、ノアの日本武道館に俺は拳王を討ちに行く!」とマイク。すると当の拳王が現れ、興奮してイスをリングに投げると「ノアのリングにおまえなんか来るんじゃねぇよ!」と激怒した。

青木が「じゃあ。12月28日、両国でもいいぞ! 1対1で」と問うと、拳王は「俺がこんな安っぽい汚ねぇリングに上がるわけねぇだろ。総合格闘家の青木真也ならまだいい。だけどDDTの青木真也はめちゃくちゃチープに見えてんだよ。おめえホントに強いのか?」と挑発した。

青木が「胸を張って受けてやるよ」と言うと、拳王は「付き人の大和田を連れてきてる。今やって、こいつを倒したら少しは考えてもいい」と提案。青木は「スパーリング、受けてやるよ」と受諾し、青木対大和田の緊急決定試合に突入した。

突撃した大和田はエルボー連打で攻めていくが、すぐに捕らえた青木はフルネルソン・ホールドで秒殺。ここで、中村が「青木さん、俺にもやらせてください。DDTファンをけなすようなクソ金髪野郎。俺がやってやる」と拳王に突っかかって行き、4人が乱闘に発展。拳王は「やってやるよ!」と吐き捨てて退場し、両国での激突が決まった。

バックステージで青木が「俺と拳王のシングルマッチ、じゃまするんじゃねぇよ」と発言すると、中村は「拳王、許せねぇ。汚ねぇリングとか言われて。青木さん、一緒に倒してください」と懇願。青木は「拳王を倒すんじゃなく、俺たちが上だというのを証明する。俺たちは下でも同じでもない。俺たちが一番面白くて強いんだ。頑張って戦いましょう」と中村の思いを受け入れた。マット界でも屈指の“危険な男”の青木と拳王が両国決戦で雌雄を決する。拳王がDDTマットに上がるのは2020年6月6日の無観客配信試合以来、4年半ぶりとなる。