残留か移籍か。国内FA宣言したソフトバンク甲斐拓也捕手(32)が、巨人阿部監督と対面する可能性を示唆した。「タイミングといろんなものがありますけど」と前置きした上で「話を聞きたいなっていうふうには思っています」と明かした。FA交渉はここまで代理人が行ってきたが「大事な決断になる」と自ら交渉の席につくことを前向きに検討。23日に阿部監督がメディアを通じ「うちには絶対的な司令塔がほしい」とラブコールを送り、出馬の意思を明らかに。甲斐は「キャッチャーとしてはすごくうれしい。しっかり決断したい」と語った。
同様に国内FA宣言の石川柊太投手(32)は、すでに交渉を行ったのはオリックスのみと明かした。獲得に興味を示すヤクルト、ロッテ、巨人とは今月中にも交渉予定。「進展はないので。今後、お伝えできることはしていきたい」と丁寧に答えた。この日はそろって優勝パレードに参加。大勢のファンから2人の残留を熱望する声が上がっていた。