細菌性髄膜炎

細菌性髄膜炎とは

(IDWR 2003年第38号)  細菌性髄膜炎(Bacterial meningitis )は細菌感染による髄膜炎の総称、すなわち疾患群であるが、通常結核性髄膜炎はこの範疇に含めない。化膿性髄膜炎ともよばれ、ウイルス感染が主体である無 菌性髄膜炎と対照をなす。診断にあたっては、可能な限り病原診断を行うことが望ましい。抗菌薬療法の発達した現代にあっても、発症すれば致死率は高...

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髄膜炎菌性髄膜炎とは

(IDWR 2005年第20号)  化膿性髄膜炎のうち、髄膜炎菌を起炎菌とするものを髄膜炎菌性髄膜炎という。髄膜炎を起こす病原性細菌はいくつか知られているが、大規模な流行性の髄膜炎の起炎菌は髄膜炎菌のみであることから、流行性髄膜炎ともよばれる。

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疫学情報

感染症発生動向調査(IDWR)

病原微生物検出情報(IASR)

関連情報

  • 侵襲性髄膜炎菌感染症発生時 対応ガイドライン〔第一版〕
    (掲載日:2022年4月27日)
    ※2023年10月4日 誤りが見つかったため、現在修正作業中です。近日中に修正版を再掲します

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