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地域の絆を維持するための集団回収の役割とは?
コロナ禍で感染防止のため一時的に休止された集団回収が、地域社会に与えた影響は少なくありません。
集団回収は、地域の住民が協力して、資源ごみを日時や場所を決めて回収する仕組みで、住民同士が協力し合うことが不可欠です。そのため、ごみの適切な分別や減量を促進するだけでなく、住民同士の交流の場にもなっており、防犯や防災、まちづくりなどの地域課題の解決が期待できると考えられています。しかし、人口減少や高齢化の影響で地域コミュニティが年々弱まる中、全国各地で集団回収を休止する動きが見られ、つながりはさらに薄れています。集団回収の継続は、ごみ問題の解決に加え、地域の絆を維持するための重要な活動です。
Image by kazoka303030/Adobe Stock
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