ブラジルチドメグサ / 国立環境研究所 侵入生物DB
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ブラジルチドメグサ

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基本情報
和名 ブラジルチドメグサ

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ブラジルチドメグサ
分類群 維管束植物 双子葉・離弁花類 セリ科
(Apiaceae, Apiales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名 Hydrocotyle ranunculoides
英名等 Floating marshpennywort, Pennywort,water pennywort, floating pennywort
自然分布 南米
形態 多年生の抽水植物.茎の長さは1m以上になり,直径2~3mm,無毛.節から1~数枚の葉と多数の根を出す.葉身は3~7cm,多肉質,円心形で掌状に5浅裂し,無毛,上面に光沢.葉柄は7~35cm.根は水中では30cm近く伸びる.花序は節に1~3個,目立たず直径3mm程.
生息環境 水路,河川,水辺
温度選好性:温帯~亜熱帯
繁殖生態 繁殖期:春~秋
花期は4~6月.
生態的特性 情報整理中
侵入情報
国内移入分布 岡山,大分,福岡,熊本の各県 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
詳細マップはこちら
移入元 不明
侵入経路 アクアリウム等観賞用に意図的に導入後,野外逸脱したと考えられる.
侵入年代 1998年ごろに九州で確認
影響 大繁茂し,在来種の生育を妨げる
影響を受ける在来生物:水生植物
法的扱い 外来生物法で特定外来生物に1次指定された.移入規制種(佐賀県 環境の保全と創造に関する条例)
防除方法 茎が絡み合うため,除去の前に切断の必要あり.切断した茎から栄養繁殖するため,注意が必要.
問題点等 情報整理中
海外移入分布 不明
備考
令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査の結果は,市区町村単位の分布地図※及び一覧(下記URL)にて参照されたい. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx
※都道府県単位の分布地図(本ページ掲載に)は,学術誌や記事,通報などをもとに,標本や画像データを確認して作成されたものである. 市区町村単位の分布地図(詳細マップ)は,自治体へのアンケートをもとに作成されたものである. 従って,両者の分布情報が一致しない部分がある.
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