基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 宮城,茨城,群馬,埼玉,東京,愛知,岐阜,三重,滋賀,京都,大阪,和歌山,兵庫,岡山,広島,香川,愛媛,徳島,福岡,佐賀の各都府県.神奈川県にも一時侵入していた. |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません 詳細マップはこちら |
移入元 | 不明 | |
侵入経路 | 合ガモ農法に随伴して合ガモの餌飼料,マルチング用,緑肥用に導入.水鳥の脚などに付着して分布拡大していると言われている. | |
侵入年代 | 1990年代から利用が広がった. | |
影響 | 被陰,富栄養化,近縁種との競合,遺伝的撹乱等. 影響を受ける在来生物:在来のアカウキクサ類(アカウキクサ A. imbricate,オオアカウキクサ A. japonica)(競合・交雑) 淡水生物群集(被陰・富栄養化) | |
法的扱い | 特定外来生物として2次指定された. | |
防除方法 | 導入を避ける,浮遊個体の水田からの流出を防ぐ.合ガモに食べつくさせる.ハス田などにも広がっており,観賞用水草,園芸植物等も含め移動の際には付着に注意する. | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | 不明 |
備考 |
各地の水田,蓮田等に急速に広がっている.分類や交雑状況の把握が難しいため,野外における外来種の利用には十分な注意が必要である.カモ類など渡り鳥などが小さな植物体を付着させたまま各地に飛来し分布を広げる危険性がある.
Azolla microphylla, A. mexicana,A. carolinianaを含めてA. cristataと再定義された. 令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査の結果は,市区町村単位の分布地図※及び一覧(下記URL)にて参照されたい. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx ※都道府県単位の分布地図(本ページ掲載に)は,学術誌や記事,通報などをもとに,標本や画像データを確認して作成されたものである. 市区町村単位の分布地図(詳細マップ)は,自治体へのアンケートをもとに作成されたものである. 従って,両者の分布情報が一致しない部分がある. |
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