オオハンゴンソウ / 国立環境研究所 侵入生物DB
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オオハンゴンソウ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 オオハンゴンソウ, ハナガサギク

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オオハンゴンソウ
分類群 維管束植物 双子葉・合弁花類 キク科
(Asteraceae, Asterales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名 Rudbeckia laciniata
英名等 Golde Glow
自然分布 北アメリカ
形態 多年草.茎は高さ0.5~3m,無毛で白っぽい.葉は互生,下部では長柄があって羽状に5~7裂,上部では無柄で3~5裂ないし単葉.上面無毛,下面には短毛.頭状花序,径5~6cm,舌状花は黄色で10~14個,筒状花は緑黄色,花床は半球形,総苞片は葉状で2列.果実(痩果)は4稜あり,長さ5~6mm,扁平,冠毛は癒着して冠状になり,小数の歯状の突起になる.染色体数2n=36,76.種間交配などで育成された園芸品種が多い.
生息環境 路傍,荒地,畑地,湿原,河川敷
温度選好性:温帯
繁殖生態 繁殖期:7~10月
頭状花,虫媒花.痩果
生態的特性 情報整理中
侵入情報
国内移入分布 ほぼ全国.奈良,大阪を除く本州の全都府県,北海道,愛媛,高知,大分,宮崎,沖縄の各県. 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
詳細マップはこちら
移入元 不明
侵入経路 観賞用として導入
侵入年代 導入は明治中期.1955年に野外で確認
影響 在来の草本・低木との競合.栃木の戦場ヶ原・青森の奥入瀬渓流では急速に繁殖.
影響を受ける在来生物:在来の草本・低木.ホザキシモツケ,イヌコリヤナギ,オノエヤナギ,ズミなど(日光戦場ヶ原)
法的扱い 外来生物法で特定外来生物に指定された.
防除方法 抜き取り,刈り取り,戦場ヶ原で夏期に駆除作業を実施
問題点等 情報整理中
海外移入分布 中国など
備考
令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査の結果は,市区町村単位の分布地図※及び一覧(下記URL)にて参照されたい. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx
※都道府県単位の分布地図(本ページ掲載に)は,学術誌や記事,通報などをもとに,標本や画像データを確認して作成されたものである. 市区町村単位の分布地図(詳細マップ)は,自治体へのアンケートをもとに作成されたものである. 従って,両者の分布情報が一致しない部分がある.
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