オオキンケイギク / 国立環境研究所 侵入生物DB
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オオキンケイギク

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 オオキンケイギク, ケナシオオキンケイギク, ホソバオオキンケイギク, アラゲオオキンケイギク

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オオキンケイギク
分類群 維管束植物 双子葉・合弁花類 キク科
(Asteraceae, Asterales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名 Coreopsis lanceolata
英名等 Lance-leaved tickseed
自然分布 北アメリカ
形態 多年草.茎は束生し高さ30~70cm.根生葉は長柄があり,3~5小葉に分裂.茎上の葉は茎の下半部に集まり,上方のものは分裂せず,両面ともあらい毛がある.頭花は径5~7cm,総包外片は8~10個あって1列に並び厚質,総包内片はやや薄く大きい.舌状花は橙黄色,花冠の先は4~5裂,筒状花も同色で花床には長さ5~8mmの鱗片.果実(痩果)は扁平,黒色で光沢を欠き,へりは褐色のひれ(翼)にとりまかれる.染色体数n=10.ホソバオオキンケイギク,オラゲオオキンケイギクを区別することもある.
生息環境 路傍,河川敷,線路際などの荒地,海岸
温度選好性:温帯
繁殖生態 繁殖期:5~7月に開花
頭状花,虫媒花.痩果
生態的特性 情報整理中
侵入情報
国内移入分布 沖縄を含むほぼ全国 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
詳細マップはこちら
移入元 不明
侵入経路 観賞用,緑化用として導入
侵入年代 1880年代
影響 在来種と競合
影響を受ける在来生物:在来の草本植物
法的扱い 外来生物法で特定外来生物に指定された.移入規制種(佐賀県 環境の保全と創造に関する条例)
防除方法 抜き取り,刈り取り
問題点等 情報整理中
海外移入分布 台湾,オーストラリア,ニュージーランド,サウジアラビア,南米など
備考
日本の侵略的外来種ワースト100

各地の自治体が,栽培・移植しないよう注意を喚起している.

令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査の結果は,市区町村単位の分布地図※及び一覧(下記URL)にて参照されたい. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx
※都道府県単位の分布地図(本ページ掲載に)は,学術誌や記事,通報などをもとに,標本や画像データを確認して作成されたものである. 市区町村単位の分布地図(詳細マップ)は,自治体へのアンケートをもとに作成されたものである. 従って,両者の分布情報が一致しない部分がある.
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