ヤマヒタチオビ / 国立環境研究所 侵入生物DB
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ヤマヒタチオビ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 ヤマヒタチオビ, オカヒタチオビ

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ヤマヒタチオビ
分類群 軟体動物門 腹足綱 柄眼目 ヤマヒタチオビ科
(Spiraxidae, Stylommatophora, Gastropoda, Mollusca)
学名 Euglandina rosea
英名等 Cannibal snail, Rosy wolf snail
自然分布 中南米,北米フロリダ州
形態 殻高約6cm,殻幅約2cm.軟体部は黒灰色.細長い体型をしている.
生息環境 温暖な地域の森林~草原
繁殖生態 雌雄異体,年間25~40卵産む.
生態的特性 食性:肉食で他のカタツムリ類を捕食する.
侵入情報
国内移入分布 小笠原諸島 父島 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
詳細マップはこちら
移入元 ハワイ
侵入経路 アフリカマイマイ駆除のための天敵導入.
侵入年代 1960年代
影響 在来の陸産貝を捕食.
影響を受ける在来生物:陸産貝類
法的扱い 外来生物法で特定外来生物に2次指定された.
防除方法 情報整理中
問題点等 情報整理中
海外移入分布 台湾,香港,インド,インドネシア,米国,太平洋各地の島嶼(ハワイ,米領サモア,仏領ポリネシア,グアム,キリバス,ニューカレドニア,北マリアナ,パラオ,バヌアツ,ワリー・エ・フトゥーナ),パプアニューギニア,バハマ,バミューダ,スリランカ,マダガスカル,モーリシャス,マヨット,レユニオン,セーシェルなど
備考
世界の侵略的外来種ワースト100,日本の侵略的外来種ワースト100

本種より小型の貝しか捕食できず,アフリカマイマイの駆除には効果がなかった.

令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査の結果は,市区町村単位の分布地図※及び一覧(下記URL)にて参照されたい. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx
※都道府県単位の分布地図(本ページ掲載に)は,学術誌や記事,通報などをもとに,標本や画像データを確認して作成されたものである. 市区町村単位の分布地図(詳細マップ)は,自治体へのアンケートをもとに作成されたものである. 従って,両者の分布情報が一致しない部分がある.
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