ハヤトゲフシアリ / 国立環境研究所 侵入生物DB
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ハヤトゲフシアリ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 ハヤトゲフシアリ (写真なし)
分類群 ハチ目 アリ科 ヤマアリ亜科
(Formicinae, Formicidae, Hymenoptera)
学名 Lepisiota frauenfeldi
英名等 Browsing ant
自然分布 南欧
形態 体長2.5~4 mm.大きな複眼と11節から成る長い触角を持つ,中胸部は細くくびれる,腹柄節背面に一対の刺状突起を持つ.
生息環境 乾燥した裸地や街路.廃材下やコンクリートブロックの隙間に明確な形状を有さない巣を作る.
繁殖生態 多女王制でスーパーコロニーを形成,高い繁殖力を持つ.
生態的特性 小型であるが極めて俊敏に動き,行列を組んで活動する.攻撃性が強く,在来アリのみならず他の昆虫類および節足動物も襲って餌とする.巣は乾燥した土中や石下に作られる.結婚飛行は行わず,歩行によって巣分かれを行う.
侵入情報
国内移入分布 愛知県,大阪府,兵庫県,福岡県,沖縄県 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
詳細マップはこちら
移入元 不明
侵入経路 情報整理中
侵入年代 2017年に名古屋港で発見.
影響 捕食,競合
法的扱い 外来生物法で特定外来生物に指定された.
防除方法 殺虫剤
問題点等
海外移入分布 東アジア,東南アジア,西アジア,アフリカ・インド洋,オセアニア,西太平洋海域/島嶼
備考
令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査の結果は,市区町村単位の分布地図※及び一覧(下記URL)にて参照されたい. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx
※都道府県単位の分布地図(本ページ掲載に)は,学術誌や記事,通報などをもとに,標本や画像データを確認して作成されたものである. 市区町村単位の分布地図(詳細マップ)は,自治体へのアンケートをもとに作成されたものである. 従って,両者の分布情報が一致しない部分がある.
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