基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 神奈川県(藤沢,大磯,横浜,鎌倉,逗子,葉山,綾瀬,大和,茅ヶ崎,川崎),東京都区内,伊豆大島で記録されている.2010年以降は埼玉県,千葉県,茨城県,栃木県,群馬県へと関東全域に分布を拡大している. 近年,静岡県,岐阜県,石川県,山梨県でも目撃情報がある. |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません 詳細マップはこちら |
移入元 | 大陸中国と考えられている. | |
侵入経路 | “放蝶ゲリラ”による人為的な放蝶によると考えられている. | |
侵入年代 | 1995年(埼玉県,一過性),1998年(神奈川県,繁殖・定着),2009年(伊豆大島), 2011年(茨城県) | |
影響 | 在来蝶類との競合 影響を受ける在来生物:オオムラサキ・ゴマダラチョウ・テングチョウなど,幼虫期にエノキを利用する蝶類(競合) | |
法的扱い | 公表移入種(愛知県での野外放逐の規制,自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例). タテハチョウ科は検疫有害動物(植物防疫法). | |
防除方法 | 捕獲,啓蒙・啓発活動による移入・拡散防止 | |
問題点等 | ― | |
海外移入分布 | なし |
備考 |
奄美亜種(Hestina assimillis shirakii)を除く種アカボシゴマダラは特定外来生物(外来生物法)
本亜種と在来種ゴマダラチョウの雑種は,実験下で成虫まで羽化した記録があるが,羽化率は低く,野外での浸透性交雑の可能性は低いと考えられている. 令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査の結果は,市区町村単位の分布地図※及び一覧(下記URL)にて参照されたい. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx ※都道府県単位の分布地図(本ページ掲載に)は,学術誌や記事,通報などをもとに,標本や画像データを確認して作成されたものである. 市区町村単位の分布地図(詳細マップ)は,自治体へのアンケートをもとに作成されたものである. 従って,両者の分布情報が一致しない部分がある. |
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