基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
基本情報 | ||
和名 | ナイルパーチ | (写真なし) |
分類群 | 硬骨魚綱 スズキ目 アカメ科 (Latidae, Periciformes, Actinopterygii) | |
学名 | Lates niloticus | |
英名等 | Nile perch | |
自然分布 | 西アフリカ,中央アフリカ,東アフリカ(ナイル川流域). | |
形態 | 最大約2m,200kg.スズキ型の体型で,下あごが上あごより突出.尾びれは丸い.背側が暗青灰色で腹側は銀灰色. | |
生息環境 | 河川,湖,水路など.湖では沿岸部. | |
繁殖生態 | 岸近くで水生植物を束ねて営巣.100万-1000万個産卵. | |
生態的特性 | 食性:稚魚は動物プランクトン食.成長すると魚類・甲殻類を専食. |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 国内には未定着 |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
移入元 | 国内未定着 | |
侵入経路 | 日本では観賞魚として流通.アフリカ諸国では,加工肉の輸出用に導入. | |
侵入年代 | ||
影響 | 定着すれば,在来生物に対する捕食・競合などが起こりうる. アフリカのビクトリア湖では,1950年代に本種が導入され,1980年代には魚類バイオマスの80%を占めるほどになった.また,輸出向けの加工のための燃料として周辺の森林伐採が進み,ビクトリア湖と周辺の生態系の激変を招いた. 影響を受ける在来生物:魚類,甲殻類,その他在来の生物群集 | |
法的扱い | 特定外来生物(外来生物法) | |
防除方法 | 情報整理中 | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | アフリカ内で導入されている(コンゴ,ウガンダ,ケニア,ビクトリア湖など).モロッコ,米国,キューバにも導入されたが定着していない. |
備考 |
世界の侵略的外来種ワースト100.
令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査においては,侵入が確認されなかった. 調査結果の詳細について,以下のURLから一覧表を参照されたい. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx |
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