基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
基本情報 | ||
和名 | アフリカヒキガエル | (写真なし) |
分類群 | 両生綱,無尾目,ヒキガエル科 (Amphibia, Anura, Bufonidae) | |
学名 | Sclerophrys regularis, Amietophrynus regularis, Bufo regularis | |
英名等 | ||
自然分布 | サハラ砂漠,カラハリ砂漠など極端に乾燥した地域を除くアフリカ大陸に広く分布する. | |
形態 | 大きさ:オスは62~91mm,メスは70~130mm. 体色:背面は暗いブラウン色で腹部に向かって明るくなる.上唇・瞼・背側面の末端部にかけて多数の黒い斑点がある.若い個体には体軸に沿って背面に縞模様が目立つが,成長に伴い消える.腹部は白からベージュ色.稀に背側面・腹部に斑点模様がある個体もいる.オスは喉が黒い. 形態:耳の後ろの耳下腺が平行で,この部位のイボが平らめなことで比較的滑らかな外見をする.鼓膜は眼球の0.7~1.5倍と大きめ.オスは顎の下に鳴嚢を1つ持つ. | |
生息環境 | サバンナ,低木の林,草原,内陸の湿地 | |
繁殖生態 | 繁殖期に10000個前後の卵を産むとされているが,近縁種と混同された報告も多い. | |
生態的特性 | 生態:広範囲の生息地に定着し,非常に適応力が高い. 食性:昆虫. |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 国内未定着 |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
移入元 | 国内未定着 | |
侵入経路 | ||
侵入年代 | ||
影響 | 旧ヒキガエル属(Bufo 属)のカエル類は中大型の種が多く,共通して比較的乾燥に強く,食性の幅が広く,多産であり,皮膚に毒を持つという性質のためさまざまな環境に適応・定着する可能性が高く,国内に定着した場合には,捕食や在来ヒキガエル類との競合により生態系への被害を及ぼすおそれがある. | |
法的扱い | 外来生物法で特定外来生物に指定された. | |
防除方法 | 情報整理中 | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | アンダマン・ニコバル諸島(インド),レユニオン島(フランス),カーボベルデ共和国の各島. |
備考 |
令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査においては,侵入が確認されなかった.
調査結果の詳細について,以下のURLから一覧表を参照されたい.
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx
|
基本・侵入情報 | 参考資料リスト |