ジョンストンコヤスガエル / 国立環境研究所 侵入生物DB
(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
  1. 侵入生物データベース >
  2. 日本の外来生物 >
  3. 両生類 アラートリスト >
  4. ジョンストンコヤスガエル

ジョンストンコヤスガエル

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 ジョンストンコヤスガエル (写真なし)
分類群 両生綱 無尾目 コヤスガエル科
(Eleutherodactylidae, Anura, Amphibia)
学名 Eleutherodactylus johnstonei
英名等 Lesser Antillean Whistling Frog, Johnstone's Robber Frog
自然分布 小アンティル諸島
形態 大きさ:オスは17~25mm,メスが17~35㎜. 体色:背側面は褐色から灰褐色,通常背面に一つか二つの暗色のV字模様がある.中胸に細い縞模様か一対の幅広な縞模様がある.クリーム色の服側面には大理石模様・点刻・斑点がある.虹彩は上は金色,下面は褐色を帯びる. 形態:背面は滑らかだが弱いしこり状の模様がある.頭部は長さより幅がやや広い.吻端は上から切り詰められる.目は大きく,瞼は小さく丸みのある突起を多く持つ.四肢の指は丸みを帯び,小さい.
生息環境 伐採された森林・市街地など自然または人為的に攪乱された場所に生息する.
繁殖生態 湿った地面に粘性の膜に覆われた卵を10~30個産む. 卵は一年中見られるが,繁殖時期は雨季の6~8月にピークを迎える.
生態的特性 食性:夜行性の捕食者であり昆虫やクモ類,特にアリ類を捕食する. 発生:カエルの姿で孵化する「直接発生」を行う.
侵入情報
国内移入分布 国内未定着 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 国内未定着
侵入経路
侵入年代
影響 在来の地表性無脊椎動物の捕食。在来カエル類との競合の可能性がある。
法的扱い 特定外来生物(外来生物法)
防除方法
問題点等
海外移入分布 バミューダ諸島、ベネズエラ、コロンビア、フランス領ギアナ、ドミニカ、ジャマイカ、グアドループ島など
備考
令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査においては,侵入が確認されなかった. 調査結果の詳細について,以下のURLから一覧表を参照されたい. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx
基本・侵入情報 参考資料リスト