基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 沖縄諸島の大部分(慶良間諸島は渡名喜島のみ),北大東島(大東諸島),先島諸島(宮古諸島の大部分および石垣島),鹿児島県与論島(奄美群島), 西表島(2019年根絶確認) |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません 詳細マップはこちら |
移入元 | フィリピンと推定されている. | |
侵入経路 | 沖縄島には米軍の軍事物資の輸送に紛れて持ち込まれたと考えられる.宮古島にも混入によって侵入したと見られる.また,一般的ではないものの,ペットとして飼育されることがあり,ペット由来の個体の逸走の可能性もある. | |
侵入年代 | 1964年に沖縄島で初めて記録された.宮古島では1997年に初めて記録された. | |
影響 | 食物や産卵場所を巡る競争.鳴き声による繁殖活動への干渉等.在来でない寄生虫(蠕虫類)が確認されており,在来両生類への感染が懸念されている.. 影響を受ける在来生物:在来カエル類.特に,生活様式が類似しているオキナワアオガエルなど | |
法的扱い | 外来生物法で特定外来生物に指定された. | |
防除方法 | 繁殖場所における卵塊や幼生の除去が考えられる.成体は目立たず,まとまって捕獲することが困難である.繁殖場所を頻繁に見回り,発見された成体,泡巣,幼生をこまめに除去する方法が現実的と思われる. | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | 情報整理中 |
備考 |
日本の侵略的外来種ワースト100
令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査の結果は,市区町村単位の分布地図※及び一覧(下記URL)にて参照されたい. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx ※都道府県単位の分布地図(本ページ掲載に)は,学術誌や記事,通報などをもとに,標本や画像データを確認して作成されたものである. 市区町村単位の分布地図(詳細マップ)は,自治体へのアンケートをもとに作成されたものである. 従って,両者の分布情報が一致しない部分がある. |
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