基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 沖縄島(名護市,恩納村) |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません 詳細マップはこちら |
移入元 | 台湾 | |
侵入経路 | ヘビを用いたショー及び薬用として,1970年代から1990年代半ばまで沖縄島に大量に輸入されていた.これらが逸走したか遺棄された可能性が高い. | |
侵入年代 | 1970年代から輸入されていた.野外での記録は,名護では1993年から,恩納村では2005年から. | |
影響 | 捕食,競合,交雑.毒蛇のため人への咬傷の可能性もある. 影響を受ける在来生物:在来の各種小型動物の捕食,在来ヘビ類との競合,在来ハブ P. flavoviridis との交雑.ヒトなどへの咬傷. | |
法的扱い | 外来生物法で特定外来生物に指定された. | |
防除方法 | ハブ捕獲器と拡散防止フェンスによる対策が取られているが,密度低下は認められていない.恩納村の小学校では防蛇フェンスを設置し,ヘビ類侵入低減が認められている.本種および交雑個体による咬傷には,既存のハブ用抗毒素が効くことが確認されている. | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | なし |
備考 |
令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査の結果は,市区町村単位の分布地図※及び一覧(下記URL)にて参照されたい.
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx
※都道府県単位の分布地図(本ページ掲載に)は,学術誌や記事,通報などをもとに,標本や画像データを確認して作成されたものである. 市区町村単位の分布地図(詳細マップ)は,自治体へのアンケートをもとに作成されたものである. 従って,両者の分布情報が一致しない部分がある. |
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