カオジロガビチョウ / 国立環境研究所 侵入生物DB
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カオジロガビチョウ

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基本情報
和名 カオジロガビチョウ

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カオジロガビチョウ
分類群 鳥綱 スズメ目 チメドリ科
(Sylviidae, Passeriformes, Aves)
学名 Garrulax sannio
英名等 White-browed laughing thrush
自然分布 中国,東南アジア
形態 全長23cm程度でヒヨドリとほぼ同サイズ.全体が地味な焦げ茶色-灰褐色で目の周りから喉にかけて三角形状の白い模様がある.ピシャー等変わった大きな声で鳴く.
生息環境 低木層の発達した低地林,里山,樹林地,樹木の多い住宅地,公園等.
温度選好性:温帯域-亜熱帯
繁殖生態 繁殖期:原産地では3-7月
産仔数:3-4個
生態的特性 藪に営巣.大きな声で鳴く.
食性:(むき餌では飼育できずすり餌が必要で手間がかかることも飼育放棄された原因かとされる)
侵入情報
国内移入分布 北関東~千葉県 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
詳細マップはこちら
移入元 不明.
侵入経路 愛玩用・観賞用に輸入されたものが野生化した.
侵入年代 初記録は1994年,群馬県赤城山の南面で.
影響 競合,駆逐
影響を受ける在来生物:地上性ツグミ類などのヒタキ科鳥類など,生息空間が重なる在来種.
法的扱い 外来生物法で特定外来生物に1次指定された
防除方法 在来種に配慮しながらの防鳥網使用等
問題点等 情報整理中
海外移入分布 なし
備考
令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査の結果は,市区町村単位の分布地図※及び一覧(下記URL)にて参照されたい. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx
※都道府県単位の分布地図(本ページ掲載に)は,学術誌や記事,通報などをもとに,標本や画像データを確認して作成されたものである. 市区町村単位の分布地図(詳細マップ)は,自治体へのアンケートをもとに作成されたものである. 従って,両者の分布情報が一致しない部分がある.
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