基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
基本情報 | ||
和名 | フィンレイソンリス | (写真なし) |
分類群 | 哺乳綱 齧歯目(ネズミ目) リス科 (Sciuridae, Rodentia, Mammalia) | |
学名 | Callosciurus finlaysonii | |
英名等 | Finlayson's squirrel | |
自然分布 | ミャンマー,タイ,ラオス,カンボジア,ベトナム | |
形態 | 頭胴長21-22cm,尾長22-24cm,体重約250gとされるが,個体差が大きい.体色は黒,赤,白,部分的に色が違うなど変異が大きい.原産地では13-17の亜種が確認されている. | |
生息環境 | 森林,公園 | |
繁殖生態 | メスの性成熟時期は早く,妊娠期間は短い.年に1~2頭出産する. | |
生態的特性 | 樹皮,樹液,種子,果実,花,新芽など植物を主に採食する.昆虫や昆虫の甘露,きのこもまれに採食する. |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 静岡県浜松市で本種もしくは本種とクリハラリスの雑種の可能性があるリスがDNA解析により見つかっている. |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
移入元 | 不明 | |
侵入経路 | 不明.イタリアでは放逐による侵入とされている. | |
侵入年代 | 不明 | |
影響 | 樹皮剥ぎによる樹木の枯死,林業・果樹などへの農業被害,ケーブルをかじるなどの被害,在来リス類(ニホンリスなど)との競合. | |
法的扱い | 特定外来生物 | |
防除方法 | かごわな等,クリハラリスと同じ手法が利用できる. | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | イタリア,シンガポール |
備考 |
2005年に未判定外来生物に指定されて以降,輸入されていないと考えられているが,指定以前に輸入された個体は個人で飼育されているほか,動物園でも飼育されている.2013年9月より特定外来生物に指定された.
令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査においては,侵入が確認されなかった. 調査結果の詳細について,以下のURLから一覧表を参照されたい. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx |
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