シフゾウ / 国立環境研究所 侵入生物DB
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シフゾウ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 シフゾウ (写真なし)
分類群 哺乳綱 偶蹄目(ウシ目) シカ科
(Cervidae, Artiodactyla, Mammalia)
学名 Elaphurus davidianus
英名等 Pere David's deer
自然分布 中国北部から中央部の湿地帯にかつて生息していたが,古い時代(3世紀頃または14~17世紀,諸説あり)に絶滅した.
形態 頭胴長183~216cm,肩高105~137cm,体重150~214kgになるシカ.赤褐色の毛に覆われ,雄は70~88cmの角を持つ.蹄は大きく,二股に割れる.尾は22~50cm程度.
生息環境 沼地・湿地など
繁殖生態 繁殖期:妊娠期間:9ヶ月前後
産仔数:1ないし2頭
生態的特性 泳ぐのが特異で,水生植物などを食べる.
侵入情報
国内移入分布 国内未定着 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 国内未定着
侵入経路 侵入経路不明
侵入年代
影響 飼育下では,シカ属との交雑の例が報告されている.
法的扱い 特定外来生物(外来生物法)
防除方法 情報整理中
問題点等 情報整理中
海外移入分布 情報整理中
備考
野生個体群は絶滅しているが,1865年に北京郊外で飼育されていたものが発見されてイギリスで飼育され,中国に再導入された.現在,日本を含む各国の動物園で飼育されている.

令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査においては,侵入が確認されなかった. 調査結果の詳細について,以下のURLから一覧表を参照されたい. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx
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