巨視的量子物理プロジェクト
プロジェクト概要
巨視的量子物理プロジェクトでは、未来のICTに役立つ新原理・新現象の開拓を目指し
次の 3 つの主要なテーマを中心に研究を行っています。
(1) 超伝導を用いた量子情報通信デバイスのための新しい材料と設計。
(2) 量子情報デバイスの最適制御。
(3) 超伝導人工原子とマイクロ波光子からなるハイブリッド量子系を量子1個レベルで解明。
新着情報
- NICTプレスリリースにて、「外部磁場を必要としない新型超伝導磁束量子ビットを世界で初めて実現 ~量子コンピュータの小型化に貢献する素子応用を拓く~」 が紹介されました。(2024年10月15日付)
- NICTプレスリリースにて、「量子コンピュータのコンパイラ高速化技術を開発 — 確率的手法により最適なゲートシーケンス探索時間を桁違いに短縮 —」 が紹介されました。(2024年5月9日付)
- 2024年4月より 鈴木貴大 研究員がプロジェクトメンバーに加わりました。(2024/04/01)
- Ashhab上席研究員 が IOP(Institute of Physics:英国物理学会)の出版社 (IOP Publishing) から、IOP が出版している学術誌の論文査読者の中から高評価の査読者に授与される IOP Trusted reviewer status を受賞しました。(2022/9/7)
- NICTプレスリリースにて、「量子コンピュータに最適な量子演算シーケンスをシステマティックに見つける手法を開発」 が紹介されました。(2022年9月1日付)
- NICTプレスリリースにて、「シリコン基板を用いた窒化物超伝導量子ビットの開発に成功 〜超伝導量子ビットの大規模集積化に向けた新しい材料プラットフォームを提案〜 」 が紹介されました。(2021年9月20日付)
- 2021年1月より Ashhab Sahel 上席研究員が加わりました。(2021/01/04)
- 当室の吉原文樹主任研究員が一部執筆を担当した書籍が発刊されました。「量子コンピュータ/イジング型コンピュータ研究開発最前線~基礎原理・最新技術動向・実用化に向けた企業の取り組み~」(株)情報機構出版(2019/02/25)
- NICTプレスリリースにて、「光子との相互作用を使った超伝導人工原子の自在なエネルギー制御が可能に~共振回路中のマイクロ波光子との相互作用による巨大なエネルギーの変化~」が紹介されました。(2018/05/08)
- 日本物理学会誌2018年1月号「最新の研究から」(p. 21-26) に解説記事が掲載されました。「超伝導人工原子と電磁場の相互作用~強結合のその先へ~」布施智子, 吉原文樹, 角柳孝輔, 仙場浩一(2018/01/16)
- 2018年1月より 金 鮮美(キム ソンミ)研究員が加わりました。(2018/01/04)
- 戦略的創造研究推進事業(CREST) 「量子状態の高度な制御に基づく革新的量子技術基盤の創出」領域において、課題名:超伝導量子メタマテリアルの創成と制御(研究代表者:仙場浩一)が採択され、研究開始しました。(2017/10/1)
- NICT NEWS 8月号(No.465) ”未来ICT研究所が切り拓く情報通信技術のフロンティア特集号”に最新の研究成果が紹介されました。(表紙の写真は我々の研究装置です)(2017/9/6)
- 平成29年度NICT成績優秀表彰(最優秀賞)(団体)を受賞しました。(2017/4/27)
- 2017年3月6日~8日 IWQDを開催しました。
- NICTプレスリリースにて、「光子と人工原子から成る安定な分子状態を発見 ~光と物質を操る量子技術に新たな可能性を拓く~」 が紹介されました。(2016年10月11日付)
- ホームページ開設(2016年4月1日)
巨視的量子物理プロジェクトのホームページを開設致しました。