NICTの研究施設等の外部利用制度
外部利用制度の概要
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では、オープンイノベーションを推進する観点から、NICTとの研究開発の実施、NICTの研究成果の普及等を目的とする場合に、NICTが所有する研究施設、研究設備及び研究機器(施設等)を、NICT以外の機関の利用にご提供します。
外部利用制度の詳細については、次の「NICTの研究施設等の外部機関による利用のご案内」をご参照ください。
NICTの研究施設等の外部機関による利用のご案内[PDF形式 2.61MB]
外部利用制度のお問い合わせ先
電子メール gaibu-riyou[アット]ml.nict.go.jp
外部利用制度の特徴
- 共同研究契約に基づく外部利用制度(共同研究型)と、外部利用約款に基づく外部利用制度(研究連携型、成果活用・施設等供用型)のいずれかにより施設等をご利用いただけます。
- 共同研究契約に基づく外部利用制度(共同研究型)の特徴:
- 研究開発が目的であれば、NICTと共同研究契約を締結の上で利用できます。
- 原則、無償で施設等の利用を可能としているため、少ない研究経費で研究開発が行えます。
- 外部利用約款に基づく外部利用制度(研究連携型、成果活用・施設等供用型)の特徴:
- 約款により利用ルールを明確に定めているため、申請から利用許可までの手続きが分かり易く、簡単になっています。
- 約款において施設等利用の単価表を公開しており、研究経費の見通しが容易になっています。
- 外部利用制度(共同研究型、研究連携型、成果活用・施設等供用型)の共通の特徴:
- 契約や約款において成果や知的財産権の取扱いのルールを明確に定めます。利用者が単独で獲得した知的財産権は、原則、利用者に帰属します。
- 契約や約款において秘密情報やパーソナルデータの管理ルールを厳格に定めます。
利用の形態
共同研究契約に基づく外部利用制度(共同研究型)と、外部利用約款に基づく外部利用制度(研究連携型、成果活用・施設等供用型)のいずれかにより施設等をご利用いただけます。
- 共同研究型: NICTと共同研究を実施するために施設等をご利用いただくものです。共同研究を行うにあたっては共同研究契約をNICTと締結していただきます。
- 研究連携型: NICTが行う研究開発や施設等の運用に寄与するため、外部利用で得られた施設等の機能・性能の評価に資する実験データ等をNICTに無償でご提供いただくことを条件に、施設等をご利用いただけます。ご利用にあたっては外部利用約款に基づきNICTの利用許可を受ける必要があります。
- 成果活用・施設等供用型: 利用の目的が研究開発、社会実証又はNICTの研究成果の普及に関連することを条件に、施設等をご利用いただけます。ご利用にあたっては外部利用約款に基づきNICTの利用許可を受ける必要があります。
施設等のご利用までの手続
共同研究型、研究連携型、成果活用・施設等供用型、それぞれにおける施設等のご利用までの手続きについては、「NICTの研究施設等の外部機関による利用のご案内」の3ページをご覧ください。
利用可能な施設等(2023年4月現在)
ご利用が可能な施設等は下記のとおりです。各施設等の詳細については、「NICTの研究施設等の外部機関による利用のご案内」の4ページ以降をご覧ください。
- NICT総合テストベッド (共同研究型のみ)
- 高信頼・高可塑B5G/IoTテストベッド
- B5G高信頼仮想化環境
- B5Gモバイル環境
- CyReal実証環境
- DCCS
- 超高速研究開発ネットワークテストベッド「JGN」
- 大規模計算機環境「StarBED」
- P4実験環境
- 高信頼・高可塑B5G/IoTテストベッド
- 先端ICTデバイスラボ施設 (先端ICTデバイスラボ施設外部利用約款)
- フォトニックデバイスラボ
- ミリ波研究棟
- 神戸研究所
- 人工衛星観測用鹿島35cm望遠鏡 (人工衛星観測用鹿島35cm望遠鏡外部利用約款)
- けいはんな情報通信オープンラボ (けいはんな情報通信オープンラボ外部利用約款)