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2010/06/29 [データ]

仮想空間サービス「アメーバピグ」への訪問者が急増

~ニールセン・オンライン、2010年5月の月間インターネット利用動向調査結果を発表~

 

ネットレイティングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:千葉尚志)は、ニールセン・オンライン(Nielsen Online) が提供するインターネット利用動向調査「NetView」の2010年5月データをまとめました。

それによると、サイバーエージェントが提供している仮想空間サービス「アメーバピグ」の訪問者が増加し、2010年5月は190万人に達していることがわかりました。アメーバピグは、自分の分身となるアバターを通じ、仮想空間上で楽しむことのできるコミュニティサービスです。訪問者数の推移を見ると、2009年12月から順調な増加傾向となっており、特に2010年5月に急増していました。この急増は、テレビCMの放映を2010年4月から開始したことなどが影響していると考えられます。(図表1)

 

図表1 アメーバピグの訪問者数推移
 (2009年5月~2010年5月、家庭と職場のPCからのアクセス)

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また、属性別の訪問者構成を見ると、性別では男女比が41:59と女性の占める割合が高くなっています。年代別では、男性は30代の占める割合が高く、女性は男性に比べて20歳未満、20代の割合が高くなっています。(図表2)


図表2 性別、年代別の訪問者構成(2010年5月 家庭と職場のPCからのアクセス)

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 弊社シニアアナリストの鈴木成典は、「これまで、仮想空間サービスには大きく成功したものがなかっただけに、アメーバピグの訪問者数増加には注目しています。アメーバピグは、芸能人の参加、ゲームの提供、テレビCMの放映、参院選やワールドカップのような時事関連のイベント開催など、積極的なプロモーションを展開しています。また、コンビニエンスストアなどの仮想店舗出店や、自社製品をアバターのアイテムとして提供するプロダクトプレイスメントなど、企業とのコラボレーションも行われており、今後も参加企業が増えていくでしょう。そして、利用者が増加することで、アバターのアイテム購入のようなユーザーへの課金サービスによる収益拡大も望めると思われます。」と述べています。

 

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