～ニールセン、2010年2月の月間インターネット利用動向調査結果を発表～ 

ネットレイティングス株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：千葉尚志）は、ニールセン・ネットレイティングスが提供するインターネット利用動向調査「NetView」の2010年2月データをまとめました。

それによると、レシピサイト最大手のクックパッドの訪問者数が前月から100万人以上の増加となり、780万人となっていることがわかりました。過去14ヶ月間の推移を見ると、昨年の1月から2月にかけても同様に大きく増加しています。（図表１）

図表１　訪問者数の推移  （2009年1月～2010年2月 家庭と職場のPCからのアクセス）

2010年2月におけるクックパッドの人気ページを見ると、チョコレートやお菓子づくりのレシピカテゴリなど、バレンタインに関するコンテンツが上位となっていて、人気を集めていたことが分かります。（図表2）

図表2　 クックパッドの人気ページ上位5位  （2010年2月 家庭と職場のPCからのアクセス）

さらに属性別の訪問者構成を見ると、性別では女性が67％、男性が33％となっています。年代別では、女性は30代の占める割合が大きくなっていますが、男性は女性に比べて高年齢層の割合が大きくなっています。（図表3）

図表3 性別、年代別の訪問者構成（2010年2月 家庭と職場のPCからのアクセス）

弊社シニアアナリストの鈴木成典は、「バレンタインの影響によって前月から100万人以上も訪問者数を増加させているクックパッドですが、過去14ヶ月間の推移を見ても順調に増加していて、レシピサイトのなかでも突出した存在となっています。月間800万人近くの訪問者を集めるというのは広告媒体として十分な規模ですが、バナー広告の掲載以外で収益の多くを上げているようです。まず、企業へのマーケティング支援として、食品メーカー、飲料メーカーのほか、家電メーカーなど、様々な企業とのタイアップにより、レシピコンテストなどの人気コンテンツを展開しています。また、ユーザーに対して有料のプレミアムサービスを提供する会員事業も堅調に伸びているようです。最も人気のあるレシピサイトとしてだけではなく、広告事業以外のビジネスモデルを確立している成功事例としても注目です。」と述べています。

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本件に関するお問い合わせ先：

ネットレイティングス株式会社 広報担当 西村　総一郎 / 担当アナリスト　鈴木　成典

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